赤ちゃんの命名に際しては、文字の意味や名前の響き、そして画数など、多角的な視点から確認するのが大切です。
例えば、一つ一つの要素は良くても、名字と合わせてみたときに見た目のバランスが重すぎるといったケースもあるかもしれません。 いくつかの側面から検討し、総合的にバランスの取れた名前を考えてあげたいですね。
命名書とは、赤ちゃんの名前を筆などで清書した紙のことで、神棚や床の間などに飾られる習わしがあるようです。
昔ながらの正式な命名書を用意するには、奉書紙や筆、三方などが必要とされますが、最近は記念に残せる可愛いデザインのものや、手形と一緒に残せる用紙なども市販されています。 形式にこだわらず、ご家庭の好みに合わせた命名書を選ぶのも良いでしょう。
「お七夜(おしちや)」は赤ちゃんが生まれてから7日目に行われる、命名披露のお祝いを指し、「名づけ祝い」とも呼ばれています。 最近は、入退院の時期と重なることもあり、お七夜を行わないご家庭も増えているようですが、地方によってはまだ風習が残っている場所もあるようです。
お七夜では、赤ちゃんの命名を披露した後、招待客と会食をするのが一般的とされています。 ただし、産後間もないお母さんが準備をするのは難しいため、仕出しなどを利用してお母さん以外の方が準備を進めるのが現実的です。
赤ちゃんの名前が決まったら、必ず役所へ出生届を提出する必要があります。 提出期限は、原則として生まれた日を含めて14日以内と決められています。
例えば、9月1日に生まれた場合、9月14日が提出期限となりますので、間違いのないように注意が必要です。 もし14日目が役所の休日に当たる場合は、休み明けまで延長されることになっています。
命名は親御さんがわが子のために初めて行う、責任と愛情が込められた大切な仕事です。
この記事で紹介した知識が、赤ちゃんの命名とそれにまつわる手続きを円滑に進めるための一助となれば幸いです。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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