数量感覚は、遊びや生活を通して数に親しみ、活用していく中で自然と養われるものだと考えられています。 算数教育の専門家も、日常生活における様々な経験を通じて、子どもが数に対するイメージを膨らませることが大切だと指摘しています。
そのため、ドリルなどを使うよりも、日常生活や遊びの中で子どもが楽しく数と触れ合う機会を増やすことが効果的な方法だと考えられています。
数を数えられるようになったら、数字と実際の数を対応させる練習をしてみましょう。
例えば、おやつの時間に「お皿にクッキーを3個入れてね」とお願いすることで、自然に数字と個数を結びつける経験ができます。 また、足し算や引き算ができるようになったら、買い物に行って「100円までのお菓子を自分で選んで計算してね」といった問いかけをしてみるのも良いでしょう。
昔から知育玩具として人気のある100玉そろばんも、数量感覚を養うのに役立つとされています。
そろばんの玉を数えることは、数唱をスムーズに行う助けになり、繰り返すうちに数字の法則に気がつく子どももいるようです。
また、100玉そろばんで遊ぶことで、数のかたまりを意識できるようになり、小学校でつまずきやすい繰り上がり・繰り下がりに必要な数字の合成や分解がスムーズにできるようになる効果が期待できます。
数量感覚を育むことで、お子さまは小学校で習う算数をより深く理解できる可能性が高まります。
理解が進めば、算数の勉強がますます楽しくなるでしょう。 ぜひおやこで会話を楽しみながら、数に触れる機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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