ベビーカーが何歳まで乗れるかの目安は、製品安全協会のSG基準によって定められています。 この基準では、ベビーカーの種類によって違いはあるものの、最長48ヶ月(4歳)までの使用を想定しています。
ただし、種類によって「いつから使えるか」が異なります。
生後1ヶ月から使える「A型」と、お座りが安定する生後7ヶ月頃から使える「B型」があり、それぞれ安全性や軽さなどの特徴が違います。 お子さまの成長やライフスタイルに合わせて、最適なタイプを選びましょう。
SG基準では4歳までが目安とされていますが、実際には2歳や3歳くらいでベビーカーを卒業するご家庭が多いようです。 一人でしっかりと歩けるようになると、ベビーカーに乗る頻度が自然と減っていくためです。
大切なのは「何歳まで」という基準にこだわりすぎず、お子さまの成長の様子に合わせて卒業時期を決めることです。 歩きたがるようになったら、少しずつベビーカーに乗る時間を減らしていくなど、無理なく自然な流れで卒業できるのが理想です。
ただし、メーカーごとに耐荷重(体重制限)があるため、お子さまの体格に合わせて安全性を第一に考えましょう。
ベビーカーをスムーズに卒業させるためには、お子さまが「歩くのって楽しい!」と感じられるような工夫が効果的です。 まずは、ご自宅の庭や近所の公園など短時間の散歩から始めてみましょう。
草花や虫、砂場など、外の世界に触れる機会を増やすことで、お子さまの興味を引き出します。 そして、自分で歩けたときにはたくさん褒めてあげることが大きな自信につながります。
また、お子さまが好きなキャラクターの靴や、踏み込むと音が鳴る靴など、お気に入りの靴を履かせてあげることも、歩くモチベーションに繋がりますよ。
ベビーカーを何歳まで使うかは、SG基準の最長4歳までを参考にしつつも、最終的にはご家庭の方針とお子さまの成長に合わせて決めるのがベストです。
無理に「スパッと卒業」を目指さず、徐々に歩く時間を増やしていき、旅行などの特別なときには活用するなど、臨機応変に対応しましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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