新幹線で…「僕もポテト食べたい！」食事中の客に大興奮の子ども。降車時⇒客の【思わぬ一言】に母親「え！」

4歳の飯テロ実況

1歳と4歳の子ども2人を連れて、新幹線で実家に帰省したときのことです。

4歳の息子はとてもおしゃべりで、いわゆるお調子者。 普段なら楽しいのですが、新幹線という限られた空間ではハラハラすることもあります。

その日は近くの席の方が食事をしており、車内に某ファストフード店の食欲をそそる匂いが漂っていました。 すると、それにいち早く反応したのが息子です。

「あれ？ママ！ポテトのいい匂いがする！誰かな？え？新幹線の中で売ってるの！？僕も食べたい！！！」

興奮した息子は声のボリュームを抑えることができず、その大きな声はおそらく車両全体に響き渡っていました。 私は恥ずかしさで顔から火が出そうでしたが、息子には全く悪気がないため、強く怒ることもできません。 「誰だろうね〜、静かにしようね〜」となんとか受け流し、冷や汗をかきながら2時間を過ごしました。

そして、私たちの降りる駅の一つ手前でファストフードを食べていたと思われる乗客の方が降りる支度を始めました。 その方は私たちの席の横を通る際、笑顔でこう声をかけてくださったのです。

「いい匂いさせてごめんね！ 今日買ってもらえるといいね！いい旅を」

文句を言われるかもしれないと身構えていた私は、その予想外の言葉に思わず「えっ！」と声を上げてしまいました。 とっさに頭を下げて見送りましたが、その優しさに胸が熱くなりました。 （女性/33歳/専業主婦）

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。