移動が楽に！二人乗りベビーカーの種類ときょうだいでの活用法

二人乗りベビーカーの2つの種類と利点

二人乗りベビーカーには、お子さんが前後（または上下）に座る「縦型」と、横に並んで座る「横型」の2つのタイプがあります。

縦型ベビーカーの最大のメリットは、幅を取らないことです。一般的な1人乗り用と変わらない幅のものが多いため、狭い道やお店の通路、駅の改札なども通りやすく、操作性に優れています。

一方、横型ベビーカーは、2人の様子を同時に見守りやすいのが特長です。また、折りたたんだ際に比較的コンパクトになるものが多いのも魅力です。

どちらのタイプも、年の近いきょうだいや双子を安全に移動させるために大変役立ちます。

縦型は構造上、どうしても全体の重量が重くなる点がデメリットです。お子さん2人を乗せるとかなりの重さになるため、エレベーターがない場所での移動は困難になる可能性があります。また、前後タイプの場合は後ろの席がどうしても視界が狭くなるため、乗るお子さんの性格も考慮してあげましょう。

横型は2人並ぶ分、車幅が広くなるため、場所によっては通行できない場合があります。また、片方だけに子どもを乗せるとバランスが崩れやすくなるため、走行時には注意が必要です。

購入前には、ご自宅周辺の道の広さや、よく利用するスーパーや駅の改札幅などを事前に確認しておくことをおすすめします。

二人乗りベビーカーは双子を乗せるイメージが強いかもしれませんが、年子や2歳差など、年齢の近いきょうだいにも大変便利です。

下のお子さんがベビーカーに乗っていると「自分も乗りたい！」と言い出す上のお子さんや、長距離の移動ですぐに疲れてしまうお子さんも、二人乗りなら一緒に座れて安心です。

多くのメーカーでは生後1カ月頃から3歳頃まで利用可能なモデルが販売されています。お子さんの機嫌が優れないときや急いでいるときでも、2人同時に安全かつスムーズに移動できるため、親御さんの負担を大きく軽減してくれます。

二人乗りベビーカーはお子さん2人との安全な移動をサポートし、大きな荷物をかけるスペースも確保できる、忙しい親御さんの頼もしい味方です。

それぞれのタイプの特徴と、ご家庭のライフスタイルを比較して最適な一台を選んでみてください。

（おやこのへや編集部）