保育士が教える！赤ちゃんがご機嫌になるおむつ替えの秘訣

おむつ替えは赤ちゃんとの大切なスキンシップ

毎日のおむつ替えは、うんちの色や硬さから赤ちゃんの健康状態の変化に気づくことができる大切な機会です。

ミルクや離乳食の開始など、成長の節目でうんちの様子が変わることもあります。日々の変化を観察しながら成長を喜びましょう。

もし普段と違ううんちが続く場合は、時間が経つと色が変わってしまうため、念のためスマホで撮影して病院で相談できるように準備しておくと安心です。

最近は男性用トイレにもおむつ替えスペースが増えています。ご夫婦で積極的におむつ替えを分担し、赤ちゃんの体調を共有する時間にしてみてください。

おむつ替えの失敗を防ぎ、赤ちゃんを待たせないためには事前の準備が重要です。

まず、新しいおむつを広げ、今つけているおむつの下に敷いておきましょう。こうすることで汚れたおむつを外した瞬間に新しいおむつを装着でき、排泄の失敗を防げます。特に男の子はおしっこが飛んでしまうことがあるため注意が必要です。

また、おしりふきは、赤ちゃんが手を伸ばしても届かない、すぐに使える場所に用意しておきましょう。

おむつ替えの際、無意識に赤ちゃんの両足を引っ張ってお尻を拭いていないか確認しましょう。赤ちゃんの足を力任せに引っ張り上げると、股関節に負担がかかり、股関節脱臼の原因となるリスクがあります。

また、お尻を拭くときや、使用済みのおむつを引き抜く際は、赤ちゃんの腰全体を持ち上げるように意識することが大切です。

赤ちゃんの脚が自然なM字になっているか日頃から観察し、左右の足の伸び方に違いがあるなど、少しでも心配な点があれば、健診を待たずに早めに専門医に相談してください。

おむつ替えは慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんが、目を合わせたり歌を歌ったりする、おやこの楽しい時間です。

紹介したポイントを参考に、ご家族みんなでおむつ替えをして成長を喜び合ってくださいね。

（おやこのへや編集部）