日本小児歯科学会では、乳歯が生え始めたらすぐに歯磨きの習慣づけに取り組むことを推奨しています。
最初から歯ブラシを使うのではなく、まずは綿棒やガーゼで優しく歯を拭き、口の中に触れられることに慣れさせてあげましょう。
歯ブラシは、この「拭くケア」に慣れてから使い始めます。 嫌がらないように、最初は歯に1回から2回優しく触れる程度から始め、徐々に「1本5秒ほど」の短時間で磨く練習へ進めてください。
歯磨き粉は虫歯予防のために歯が生えてすぐから使用しても大丈夫です。
歯磨き粉は虫歯予防に役立ちますが、使用量には注意が必要です。
乳歯の生え始めから2歳頃までは「切った爪ほどのごく少量」、3歳から5歳では「歯ブラシの先端に少し(5mm以下)」を目安にしましょう。
また、お子さんが「自分で磨きたい」と言い始めたら、大人がルールを伝えて安全に磨けるように見守ってください。 お子さんが自分で磨いたとしても、磨き残しを防ぐために、保護者の方による丁寧な仕上げ磨きは必ず行うことが大切です。
仕上げ磨きは、歯の生え代わりや歯並びにもよりますが、9歳頃までは必要だと考えられています。 歯科医院の定期検診で「一人で大丈夫」と言われるまでは、継続することをおすすめします。
もしお子さんが歯磨きを嫌がる場合は、力が強すぎて痛くないか、眠くて機嫌が悪くないかなど、嫌がる理由を探ってあげましょう。
歯磨きはお子さんの口の健康を保ち、健やかな成長を促すための大切な習慣です。
この記事を参考に、お子さんの成長段階に応じた適切な歯磨きと、優しいサポートを実践してみてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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