生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、遊びを通して身体の基礎を育てることができます。
大人が仰向けになりお腹の上に赤ちゃんをうつ伏せに乗せて優しく揺らす「おなかでゆらゆら」は、スキンシップを深めながらバランス感覚を養うのに効果的です。
また、赤ちゃんと目を合わせながら手足を持ってゆっくり左右に体を揺らす「ごろんごろん遊び」は、首すわりをさらに安定させ、物を目で追う力を育みます。
赤ちゃんの脳の発達に良い影響があると言われるのが、定番の「いないいないばあ」です。 赤ちゃんの成長に合わせて掛け声やリズムに変化をつけてみましょう。
また「にぎにぎてんこてんこ」などの手遊びもおすすめです。 大人が「にぎにぎ」と言いながら手を開閉し、「てんこてんこ」で手を横に振る動作を繰り返すことで、赤ちゃんは大人の動きをまねるようになり、コミュニケーション能力のきっかけを作れます。
生後4ヶ月頃は、大人が持たせた物を握れるようになるため、リング状のおもちゃがおすすめです。 握りやすいおもちゃを口に入れて確認することで、好奇心も刺激されます。
また、ガラガラなどの音の出るおもちゃは、音を聴く力やコミュニケーション能力を育むのに役立ちます。 音の鳴るおきあがりこぼしやボールで、動きの変化も楽しんでみましょう。
「まだ寝てばかり」と思われがちな生後4ヶ月の赤ちゃんですが、体もしっかりしてきて、好奇心も芽生えています。 紹介した室内遊びやおもちゃを活用して、今しかできない貴重なおやこのコミュニケーションをたっぷり楽しんでください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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