ベビーサインでコミュニケーションが可能になるのは、一般的に生後6ヶ月頃からが目安とされています。 しかし、個人差があり、赤ちゃんが習得して有効に使えるようになるまでに2ヶ月ほどかかることもあります。
保護者の方は、焦らずにお子さんのペースに合わせて、繰り返し教え続ける姿勢が不可欠です。 また、日本ベビーサイン協会によるサインの種類は130種にも上るとされていますが、生活環境に応じて使うサインは異なります。
ベビーサインを育児に取り入れることには、おやこの関係を豊かにする3つの大きなメリットがあります。
おやこの絆が強くなる:サインを通じて子どもの気持ちが理解できるようになり、「わかってあげられた」という喜びから、子どもをより愛おしく感じることができます。
コミュニケーションがスムーズになる:子どもは感じていることや要求を大人に簡単に伝えられ、大人の言葉も子どもに伝わりやすくなります。 お互いの気持ちが通じ合い、イライラが減ってコミュニケーションが楽しくなります。
言葉の習得を助ける:「サインを使うと話し始めが遅くなるのでは?」と心配されることもありますが、実は逆です。 ベビーサインを活用していた子どもは、そうでない子どもに比べて語彙が豊富になるという研究結果も報告されています。
ベビーサインは、おやこの会話だけでなく、健康管理や安全管理にも役立ちます。
例えば、「痛い」を意味するサインを教えておくと、子どもが体の異変を感じたときに大人に伝えることができ、すぐに手当てをしてあげられます。
また、「危ない」「熱い」などの危険を示すサインを教えておくことで、思わぬ事故やケガを防ぐことにもつながります。
言葉によるコミュニケーションが難しい時期に、子どもと「お話し」ができるベビーサインは、育児をより楽しく、前向きなものにしてくれるでしょう。
ぜひベビーサインを取り入れて、お子さんとの豊かなコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
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