失敗しない!子どもの食べこぼしを防ぐ「こすらない」応急処置術

失敗しない!子どもの食べこぼしを防ぐ「こすらない」応急処置術
子どもの食べこぼしは日常茶飯事ですが、適切な処置をしないと、あっという間に「落ちないしみ」になってしまいます。 この記事では、大切な衣類を傷つけずに汚れを最小限に抑える、「こすらない」ことを鉄則とした食べこぼしの正しい応急処置術を解説します。
目次

時間との勝負!汚れを広げない応急処置の鉄則

子どもの食べこぼしは、時間が経つほど落ちにくくなります。 第一歩は、汚れを広げないように注意しながら、固形物を丁寧に取り除くことです。

ここで重要なのが、食べこぼしが「油性」か「水性」かを見極めることです。

カレーやドレッシングなどの油性汚れは、いきなり水で濡らすのはNGです。 まずは乾いたティッシュや紙ナプキンで押さえるようにして、油分を吸い取ってください。

水性と油性で異なる!初期対応の正しい手順

油分を取り除いた後、またはジュースなどの水溶性の汚れの場合は、以下の手順で汚れを移し取ります。

【応急処置のステップ】

裏あてをする: シミの裏側に、乾いたハンカチやティッシュを当てます。

濡らして叩く: 水で湿らせたティッシュで、シミの上からトントンと優しく叩き、裏側のハンカチに汚れを移します。

石けんを使う: 落ちにくい場合は、ハンドソープや石けんを少量ティッシュにつけて叩くのも効果的です。 最後に、石けん成分を新しい濡れたティッシュで叩いて除去しましょう。

やってはいけない!食べこぼし対処のNG行動

汚れを落とそうとしてこすってしまうと、生地が毛羽立って傷んだり、白っぽくなったりする可能性があります。 しみ抜きの応急処置では、「叩いて汚れを移す」ことが鉄則です。

また、レストランなどで提供されるおしぼりには、塩素系漂白剤が使われていることがあります。 これを使うと、お子さまの大切な服が色落ちしてしまう可能性があるため、使用は避けましょう。

おわりに

食べこぼしを「しみ」にしないためには、外出先での迅速で正しい応急処置がカギとなります。 応急処置はあくまで一時的なものですので、帰宅後はできるだけ早く洗濯するようにしてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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