新生児との遊び方!成長を促す関わりと注意点

新生児との遊び方!成長を促す関わりと注意点
「新生児(生後28日以内)とどう遊べばいいの?」と迷う保護者の方は多いでしょう。 この時期の赤ちゃんは、視力や昼夜の区別がまだついていません。 無理に高度な遊びをする必要はなく、安心感と五感への刺激が大切です。 保育士が教える、新生児の成長を促す遊び方と接し方を紹介します。
目次

新生児に最適な遊び道具と刺激の与え方

新生児の遊びは、視覚と聴覚へ適切に刺激を与えることがポイントです。 まだ視力が未発達でぼんやりとしか見えていないため、色や形がはっきりしたおもちゃが適しています。 自分で握ることはできませんが、触れることもあるため、清潔で尖った部分がない安全なものを選びましょう。

おもちゃを見せる際は、赤ちゃんの目から20~30cmほど離した場所で、話しかけたり歌ったりしながらゆっくりと動かしてあげてください。 まだ目の動きが追いつかないため、激しく動かすのは避けましょう。

また、ベッドサイドに取り付けるメリーもおすすめです。 音楽と共にゆっくり動くおもちゃをじっと見つめることは視覚の良い刺激になりますし、眺めているうちに心地よく寝てしまう赤ちゃんもいます。

声の交流とスキンシップを重視する

新生児にとっては、おもちゃ以上に保護者の方との触れ合いや声の交流が何より大切な遊びとなります。

耳はよく聞こえているため、絵本の読み聞かせはとても効果的です。 ストーリーのあるものだけでなく、コントラストがはっきりした模様の新生児用絵本を見せてあげるのも良いでしょう。 上のお子さんがいれば、一緒に読んであげることで楽しいコミュニケーションの時間になります。

また、「抱き癖」を気にせず、たくさん抱っこして安心させてあげてください。 沐浴や保湿ケアの際などに、手で優しくマッサージするように触れ合うことも、赤ちゃんの心と身体の安定にとって非常に大切です。

おわりに

新生児期は寝ている時間が長いですが、抱っこや声かけ、読み聞かせなどを繰り返し行うことで、やがて目と目が合うようになり、外界への反応が始まります。

ぜひ積極的にコミュニケーションを取り、日々の成長に応じた遊びを見つけて楽しんでくださいね。

(おやこのへや編集部)

line
監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる
執筆者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

おやこのへや編集部さんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「子どもとの暮らし」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram