新生児の遊びは、視覚と聴覚へ適切に刺激を与えることがポイントです。 まだ視力が未発達でぼんやりとしか見えていないため、色や形がはっきりしたおもちゃが適しています。 自分で握ることはできませんが、触れることもあるため、清潔で尖った部分がない安全なものを選びましょう。
おもちゃを見せる際は、赤ちゃんの目から20~30cmほど離した場所で、話しかけたり歌ったりしながらゆっくりと動かしてあげてください。 まだ目の動きが追いつかないため、激しく動かすのは避けましょう。
また、ベッドサイドに取り付けるメリーもおすすめです。 音楽と共にゆっくり動くおもちゃをじっと見つめることは視覚の良い刺激になりますし、眺めているうちに心地よく寝てしまう赤ちゃんもいます。
新生児にとっては、おもちゃ以上に保護者の方との触れ合いや声の交流が何より大切な遊びとなります。
耳はよく聞こえているため、絵本の読み聞かせはとても効果的です。 ストーリーのあるものだけでなく、コントラストがはっきりした模様の新生児用絵本を見せてあげるのも良いでしょう。 上のお子さんがいれば、一緒に読んであげることで楽しいコミュニケーションの時間になります。
また、「抱き癖」を気にせず、たくさん抱っこして安心させてあげてください。 沐浴や保湿ケアの際などに、手で優しくマッサージするように触れ合うことも、赤ちゃんの心と身体の安定にとって非常に大切です。
新生児期は寝ている時間が長いですが、抱っこや声かけ、読み聞かせなどを繰り返し行うことで、やがて目と目が合うようになり、外界への反応が始まります。
ぜひ積極的にコミュニケーションを取り、日々の成長に応じた遊びを見つけて楽しんでくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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