子どもが自分で服を選んだり片付けたりするためには、大人目線ではなく、子どもにとっての「使いやすさ」を最優先に環境を整えることが重要です。
まず、よく使う洋服や下着は、子どもの目線に合った低い位置に収納しましょう。 手が届きやすく、出し入れが簡単にできる高さにすることで、子どもの自発的な行動を促します。
また、「トップス」「ボトムス」「下着」などはアイテムごとに収納場所を明確に分け、引き出しやケースにイラストや写真、文字のラベルを貼ってみてください。 こうすることで、どこに何があるか、どこに戻すべきかが一目でわかり、片付けのハードルがぐっと下がります。
さらに、上着やワンピースなど畳むのが難しい服は、子どもの背の高さに合わせた低い位置のハンガーラックを利用すると、「かける」だけの動作で簡単に片付けができます。
子どもの成長は早いため、来年以降に着る予定のない「サイズアウトした服」と、「来シーズンに着る予定の服」を分けて収納し、スペースを確保することが大切です。
普段使わないオフシーズンの服は、押入れの上段やクローゼットの奥など、あえて手が届きにくい場所に収納してしまいましょう。 手前には「今使う服」だけを置くことで、収納スペースがスッキリし、お子さまが迷わず服を選びやすくなります。
なお、サイズアウトした服をきょうだいに譲る予定がある場合は、サイズ別やアイテム別にまとめてボックスに保管しておくと、必要なときにすぐ取り出せて便利ですよ。
子ども服の収納は、見た目のスッキリ感だけでなく、「お子さまの使いやすさ」を最優先することが、片付け習慣を身につけるための最も大切なポイントです。
今日からご家庭の収納を見直し、お子さまの「自分でできる!」を応援してあげてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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