電車で…大きな荷物を持つ小学生が乗車。席を譲った直後⇒「僕はいい、でも…」背後を見て放った【一言】に涙…

電車で…大きな荷物を持つ小学生が乗車。席を譲った直後⇒「僕はいい、でも…」背後を見て放った【一言】に涙…
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

素敵な「NO」の伝え方

最近、私の身に起きた出来事です。 通勤中の電車で座席に座っていると、停車駅で大きなスポーツバッグを抱えた、小学生くらいの男の子が一人で乗車してきました。

車内は満席で、その子は自分の体ほどもある重そうな荷物を持ったまま手すりにつかまって立っていました。 私は「大人のマナーとして当然だ」と思い、すぐに立ち上がって声をかけました。

しかし、男の子は意外にも首を横に振り、ハッキリした口調で「ありがとう。僕はいい。立ってる方が落ち着くからね!でも…」と私の身体の脇をすり抜け、私の背後に向かって手招きをしました。

「おばあちゃん、ここ空いたから座って!」

ハッとして振り返ると、腰の曲がった年配の女性が立っていたのです。 私はスマホを見たり、目の前の男の子に気を取られたりして、近くにいたお年寄りの存在に全く気づいていませんでした。

女性は「あら、ありがとうねぇ」と笑顔でその席に座りました。 男の子は重い荷物を持ちながらも最初からその女性に気づいていて、自分が座るのではなく女性を座らせたのです。

大人顔負けの男の子の行動に、車内は温かい空気に包まれました。 私にとっては「本当の優しさ」を教えられた、忘れられない体験です。

(男性/49歳/会社員)

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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