帰省中…玄関を叩く男「出て来い！」父「誰？」玄関を開けた直後⇒「警察呼べ！」男が家に押し入ってきてー！？

「犬を返せ！」正月の修羅場

年末年始、実家に帰省していたときのことです。家族団らんの最中、突然玄関のドアを「ドンドンドン！」と激しく叩く音が響きました。

「出て来い！いるのは分かってるんだぞ！」

外から聞こえる男性の怒声に、父が恐る恐る「誰ですか？」とドアを開けた瞬間、そこには見知らぬ男性が立っていました。そして男性は「早くうちの犬を返せ！盗んだだろう！」と根拠のない言いがかりをつけ、無理やり家の中に入ってきたのです。

「何を言ってるんだ！」と怒鳴りながら必死に止める父と、「うるさい！犬を返せ！」と掴みかかる男性。その凄まじい剣幕に娘は泣き出し、現場はパニック状態に。

そして身の危険を感じた父が、私たちに向かって叫びました。

「警察呼べ！早く！！」

父の声にハッと我に返り、震える手ですぐに110番通報。やがて警察官が駆けつけるとようやく場が落ち着き…そこで男性の口から語られたのは、耳を疑うような事実でした。

なんとこの男性、飼い犬が脱走して探している最中だったそうなのです。その際、近所の酔っ払いから「この家にいたかも」という不確かな話を聞き、それを鵜呑みにして我が家に押し入ってしまったとのこと。

「事実確認をせず、いきなり他人の家に押し入るのは犯罪です」と警察官に厳しく注意されると、男性はサーッと青ざめて平謝り。楽しいはずの帰省がまさかの警察沙汰となり、お正月のお祝いムードが一気に吹き飛んでしまった恐怖体験です。

（男性/35歳/会社員）

いきなりドアを開けさせる勢いで怒鳴り込まれたら、冷静ではいられませんよね。誤解だったとはいえ、恐怖心はなかなか消えないもの。

トラブルなく、家族全員が「楽しかった！」と笑顔で一年を締めくくれるような、素敵な時間を過ごしたいものです。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。