苺は、アレルギーや形状などの注意点に気をつければ、離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から与えることができます。離乳食のなかでも早い時期から与えられる苺について以下で詳しく紹介するので、おやこで楽しむ際の参考にしてくださいね。

苺は本来、春から初夏にかけてが旬の果物です。 しかし、ハウス栽培の普及により冬から春にかけても楽しめるようになりました。 特に1月〜3月ごろは市場に多く出回り、おいしい苺が味わえる時期です。
苺は「果実的野菜」に分類され、じつは学問上は野菜に分類されています。 また、あまおうやとちおとめ、紅ほっぺなどの豊富な品種が存在します。
おいしい苺の見分け方は、全体が真っ赤に色づいているか、ヘタは鮮やかな緑色かどうかで選ぶとよいでしょう。

子どもからの人気が高い苺ですが、健康維持に役立つさまざまな栄養素が含まれています。
ここでは、3つ紹介します。
苺にはビタミンCが豊富に含まれており、その含有量は果物の中でもトップクラスです。 冬は風邪をひきやすい季節ですが、そんなときに心強い味方となるのがこのビタミンC。
ストレスや風邪から体を守る力を高めるだけではなく、抗酸化作用によって細胞を健やかに保ち、元気な体づくりに役立ちます。
苺には腸内環境を整える働きがある食物繊維も含まれており、便秘解消に役立ちます。
苺には「造血ビタミン」として知られる葉酸が含まれており、貧血予防に役立ちます。 葉酸は赤ちゃんの健やかな発育に欠かせない重要な栄養素でもあるため、特に妊娠中の方は積極的に摂ってほしいです。
さらに、将来的な動脈硬化の予防にもつながると考えられています。
苺には、ビタミンCや食物繊維、葉酸などの豊富な栄養素が含まれています。 栄養豊富なことに加えて、おいしいうえに低カロリーであることも魅力的です。
離乳食初期から味わえる果物なので、ぜひおやこで苺を楽しみながら健康維持に役立てましょう。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
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