電車で…母から譲り受けたマフラーを紛失。諦めかけた5日目⇒職員「ありました！」明かされた【真相】に涙…

諦めかけた5日目の電話

昨年の話です。日帰り旅行の帰り、電車内にマフラーと手袋を置き忘れてしまいました。

マフラーは母から譲り受けた大切な形見で、手袋は長く使おうと奮発した高価なもの。どちらも私にとって代えがたい宝物でした。

帰り際に車内が暖かくなって外したのが原因ですが、自分の不注意で家に帰るまで気づかなかったのです。すぐに鉄道会社の落とし物センターへ電話とチャットで連絡をしましたが、その日は見つからず…。

その後連絡はなく、期間も空いてしまい、自分を責めながら泣く泣く諦めかけていた5日目のことです。鉄道会社から「ありましたよ！」と電話が入りました。

急いでセンターへ受け取りに行くと、対応してくれた職員さんが笑顔でこう教えてくれました。

「届出から諦めずにずっと探していたみたいです」

ただの事務作業ではなく、そこまで一生懸命になってくれるなんて…その誠実な姿勢に胸が熱くなりました。無事に戻ってきたマフラーと手袋は、あのときの感謝を忘れずに今も大切に使っています。

（男性/36歳/会社員）

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。