2人目を妊娠していたときの話です。
1人目の出産がハイリスクで、婦人科系の病気の経過観察中だった私。 万が一に備えて、設備が整った総合病院で分娩予約をしていました。
しかし臨月が近づいたある日、夫が突然 「やっぱりさ、病院変えようよ。自宅から歩いて行ける、あっちの個人病院で産んだら?」と言い出したのです。
「なぜ今更?理由は説明したはずなのに…」と異様なほどしつこい夫に違和感を覚えつつ、当然無視して総合病院で出産しました。
その「違和感の正体」が分かったのは、退院後のことです。 出産費用の領収書を見た夫が、ため息交じりに言い放ちました。
「ほら見ろ、高いじゃん。だからあの病院変えようって言ったんだよ」
私の命やリスクよりも「目先の安さ」を優先していた夫。 その本音に、思わず「はぁ?」と声が出ました。
それだけではありません。 数年経った今でも、夫はその“安い病院”の前を通るたびに、子どもたちに向かってこう言うのです。
「ママが高い病院で産みたいって言ったんだよー(笑)」
あまりに不快で「冗談でもやめて」と伝えると、夫は「お前は冗談が通じないな」と逆ギレ。 命に関わる選択を「高い・安い」でしか見ず、いつまでもネタにし続ける夫に呆れ果てています。
(女性/39歳/パート)
パートナーに対する“攻撃的なひと言”は、想像以上に相手の心を深く傷つけます。 家族だからこそ、言葉の温度には敏感でいたいもの。
すれ違いが大きなトラブルにならないよう、日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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