風邪予防の最強トリオ！「ビタミンエース」ってなに？免疫力を支える3つの力【管理栄養士監修】

寒い時期になると、いつもより体調を崩しやすくなります。毎日を元気に過ごすためには、日々の食事がとても大切です。

風邪予防に役立つ3つのビタミン「ビタミンエース」について知り、冬を健やかに乗り切るためのヒントにしてくださいね。

「ビタミンエース」ってなに？

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの頭文字であるA・C・Eを並べると「エース」と読めることから、これらは「ビタミンエース」とも呼ばれています。体を守るエース級の存在として、わたしたちの元気を支えてくれる心強いビタミンの組み合わせです。

ビタミンエースにはそれぞれに異なる働きがあり、バランスよく摂ることでさらに力を発揮します。また、ビタミンAとEは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。

以下では、ビタミンエースの働きと含まれる食べ物について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ビタミンAは抗酸化作用を持ち、鼻やのどの粘膜を健康に保つ働きがあります。にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるほか、卵などにも含まれています。

ビタミンCも抗酸化作用を持ちます。コラーゲンの生成に必要で、肌の健康維持にも役立つ栄養素です。

また、免疫力を高める働きがあるとされています。ビタミンCはブロッコリーや赤ピーマンなどの野菜、キウイや苺などの果物に含まれています。意外にも、さつまいもやじゃがいもなどのいも類にも含まれていますよ。

ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち「若返りのビタミン」とも呼ばれています。アーモンドや卵、うなぎなどに含まれており、血行を促して体のめぐりをよくする効果も期待できます。

ビタミンエースは抗酸化作用を持ち、風邪予防に役立つ栄養素であることが分かりました。日々の食事でバランスよく摂取することが大切なので、特に体調を崩しやすい時期は意識して摂るように心がけましょう。

ライター/監修者：haya（管理栄養士）