まず大前提として、「行きたくない」という言葉を頭ごなしに否定しないことが重要です。 子どもはまだ、自分の感情を整理して言語化する力が未熟です。
「行きたくない」は、じつはこんなサインの可能性があります。
・不安(新しい環境・人間関係)
・疲れ(生活リズムの変化)
・小さな失敗体験
・甘えたい気持ち
ここで大切なのは理由を聞き出すことよりも、気持ちを受け止めることです。 共感する声掛けがあるだけで、子どもの安心感は大きく変わります。

学校に行きたくない小学1年生に多く見られる理由として、以下のようなものが挙げられます。
入学後は、想像以上にエネルギーを使っています。
授業中の座っている姿勢の維持や、新しい友だち関係などです。 とくに4〜6月は『がんばりすぎ期』になりがち。
家では元気でも、心の中はいっぱいいっぱいというケースも少なくありません。
友だちに嫌なことを言われたり、うまく遊べなかったりすることもあります。 トラブルをどう処理していいかわからないのは、子どもにとっては「大問題」です。
授業についていけない、注意されることが増えたなど、できない自分に自信を失うこともあります。 この時期は「できた!」の積み重ねが非常に重要です。
ここはパパやママとして一番迷うポイントです。 判断基準をいっしょに整理しましょう。
明らかな体調不良(発熱・腹痛・頭痛など)や、朝から涙が止まらない・強い拒否反応がある場合です。 数日間しぶりが続き、疲労が見られるなら、心の休息として休ませる選択をしてもいいでしょう。
行き渋るが、準備はできている場合や、理由が曖昧で気分によるものが大きいときです。 行けば楽しく過ごせているなら、背中を押す関わりが必要です。
ポイントは「行けない」のか「行きたくないだけ」なのかを見極めることです。
家庭だけで抱え込まないことが非常に重要です。 事態が深刻化する前に、子どもの状況を早めに学校に伝えましょう。
初めての行き渋りの場合、担任の先生への伝え方に戸惑いますよね。 「迷惑ではないか」と不安に思う気持ちも理解できます。
具体的には、子どもの行き渋りの状況を詳しく伝えることが大切です。 とくに、家での様子や疲れ、不安を共有することで、学校側は子どもの状況を理解しやすくなります。
無理のない対応についても相談し、学校と連携して進めることが望ましいでしょう。 子どものケアやサポートが専門の学校カウンセラーへの相談も検討しましょう。
登園や登校しぶりに向き合う際、パパやママの心構えは非常に重要です。 パパやママは子どもにとっての“安心基地”でありながら、適度なリーダーシップを発揮することが求められます。
すべてを子どもの意思に任せるのではなく「今日は行ってみようか」といった方向性を示す役割も必要です。 日頃から、自己肯定感を育てる関わりを生活に取り入れることをおすすめします。
「がんばってるね」「昨日よりできたね」「あなたのここがすてきだよ」といった言葉をかけましょう。 結果ではなく過程を認めることが重要です。
朝の準備ができたことや気持ちを言葉にできたことなど、小さな成長に注目するよう心がけましょう。
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・チャイルドカウンセラー)
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