雨や曇りの日が続く梅雨は、太陽の光を浴びる時間が減少します。 太陽光を浴びることで分泌される「セロトニン」は、心の安定や意欲に関わる脳内物質。
日照時間が減ることで、気分が落ち込みやすくなったり、イライラしやすくなったりすることがあります。

雨の日が続くと、思い切り体を動かす機会が減ります。 とくに幼児や小学生は、体を動かしてストレスを発散するタイプの子も多いため、活動不足が不機嫌につながることも。
「なんとなく荒れている」「兄弟げんかが増える」という背景に、運動不足が隠れている場合もあります。
活動量が減ることで夜になっても眠くならず、寝付きが悪くなることがあります。 睡眠不足や生活リズムの乱れは、自律神経や体温調節機能にも影響し、
・朝起きられない
・疲れやすい
・頭痛やだるさ
・イライラしやすい
など、心と体の不調につながることがあります。
子ども自身も「なぜイライラするのか」が分からないことがあります。 理由を追及されると、さらに気持ちが不安定になることも。
まずは「なんだかしんどいときもあるよね」と受け止める姿勢が大切です。
「楽しいこと考えな!」「笑って!」など、無理に気分転換を促されると、逆に疲れてしまう子もいます。 まずは安心できる環境を整えることが優先です。
梅雨時期は大人も疲れやすく、気分が沈みがち。 だからこそ、親自身も「今日はみんな疲れやすい日かも」と意識しておくと、必要以上に怒らずに済むことがあります。
曇りの日でも、朝の自然光を浴びることは体内時計を整える助けになります。 起きたらカーテンを開ける、朝ごはんを明るい場所で食べるなど、小さな習慣を意識してみましょう。
外で遊べない日は、
・風船遊び
・ダンス
・ストレッチ
・おやこヨガ
など、室内でできる運動を取り入れるのもおすすめです。
少し体を動かすだけでも気分転換につながります。
不機嫌な時ほど注意される場面が増えがちですが、
・お手伝いできた
・朝起きられた
・支度を頑張った
など、小さな成功体験を言葉にして伝えることが大切です。 「ちゃんと頑張ってるね」「助かったよ」そんな一言が安心感につながります。
梅雨時期はとくに、
・寝る時間
・起きる時間
・食事時間
を大きく崩さないことが大切です。
生活リズムが整うことで、自律神経も安定しやすくなります。
梅雨時期の不機嫌は、「わがまま」ではなく、季節による心と体の疲れが影響していることもあります。 だからこそ、「最近ちょっと疲れやすい時期なんだな」と大人が理解してあげることが、子どもの安心につながります。
完璧を目指さず、まずは基本的な生活習慣を整えることから始めてみてください。
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