「知らないうちに与えてた…!」「こんなところにも?」身体に与える影響とおすすめのノンカフェインの飲み物

「知らないうちに与えてた…!」「こんなところにも?」身体に与える影響とおすすめのノンカフェインの飲み物
コーヒーに含まれているイメージが強いカフェイン。そんなカフェインは子どもの身体にどのような影響を与えるのでしょうか。この記事では、子どもにカフェインは大丈夫なのか、カフェインが身体に与える影響やおすすめのノンカフェインの飲み物について紹介します。
目次

カフェインはコーヒーだけではなく、緑茶やウーロン茶、チョコレートなどにも含まれています。知らず知らずのうちにカフェインを過剰摂取する危険性があるので、カフェインについての正しい知識を身につけましょう。

子どもにカフェインは大丈夫?

日本ではカフェイン摂取量の基準がありません。しかし、子どもは大人よりもカフェインの影響を受けやすいため、10歳以下の子どものカフェイン摂取は基本的に控えた方がよいといわれています。どうしてもという場合は6歳以上の子どもであれば、ミルクでコーヒーを1/4程度に薄めれば大丈夫です。とはいえ、積極的に与える必要はないでしょう。

カフェインが身体に与える影響

カフェインが身体に与える影響を3つ紹介します。

睡眠不足

カフェインには覚醒作用があるため、睡眠不足を招きます。子どもの成長には十分な睡眠が必要なので、就寝前はもちろん夕方以降のカフェイン摂取は控えましょう。

下痢や脱水症状

カフェインには利尿作用があるため、気付かないうちに脱水症状を起こすこともあります。また、子どもの消化機能は未熟で下痢になることもあるため、注意が必要です。

栄養素の排出

カフェインを過剰摂取すると、子どもの成長に必要なカルシウムや鉄分なども排出されます。一時的な摂取であれば問題ないといわれていますが、成長の妨げになる可能性があるため注意が必要です。

おすすめのノンカフェインの飲み物

子どもに与える飲み物はカフェインを含まないものが最適です。ここでは、子どもにおすすめのノンカフェインの飲み物を3つ紹介します。

麦茶

麦茶はミネラルが含まれており、子どもでも飲みやすいお茶です。虫歯予防効果もあるため、おやつの時の水分補給におすすめです。

とうもろこし茶

ほんのり甘くて飲みやすいとうもろこし茶には、食物繊維やミネラルが含まれています。便秘解消効果もあるので、便秘気味な子どもにおすすめです。

ルイボスティー

ルイボスティーは南アフリカ原産のお茶で、紅茶のような色をしています。ポリフェノールやミネラルを含み、リラックス効果もあるお茶です。

ノンカフェインの飲み物を取り入れながら、カフェインと上手に付き合おう

普段の水分補給はノンカフェインを基本にして、適度にカフェインと付き合いましょう。現在はさまざまなノンカフェインの飲み物が売られているので、日替わりで楽しんでみてはいかがでしょうか。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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執筆者

管理栄養士 haya

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