夏休みは、学校の授業から少し離れ、自分の好きなことにじっくり取り組める時期です。 読書には、次のようなメリットがあります。
・語彙力や読解力が身につく
・想像力や表現力が育つ
・ 集中力が高まる
・主人公の気持ちを考えることで思いやりの心が育つ
・ 読書感想文や学校の課題にも取り組みやすくなる
とくに、おやこで一緒に読む時間をつくることで「どの場面が好きだった?」「自分ならどうする?」といった会話が生まれ、本への興味も深まります。
夏休みの読書は「最後まで読めること」を大切にしましょう。 年齢より少し難しい本を選ぶよりも、子どもが「面白そう!」と感じる本がおすすめです。
本を選ぶときは、次のポイントを意識してみましょう。
・子どもの年齢や読書レベルに合っている
・興味のあるテーマ(冒険・動物・科学など)を選ぶ
・ イラストが多く、読み進めやすいものを選ぶ
・図書館で実際に手に取り、子ども自身に選んでもらう
「読まなければならない本」ではなく「読みたい本」を選ぶことが、読書を好きになる第一歩です。

『なつのいちにち』(作:はた こうしろう)
夏の自然や虫取り、青空など、子どもの「夏って楽しい!」という気持ちが伝わる絵本です。 迫力ある絵も魅力で、読み聞かせにもぴったりです。
『かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん』(作:原 ゆたか)
ユーモアたっぷりのストーリーで、本を読むことが苦手な子でも楽しみやすいシリーズです。 おやこで笑いながら読めるでしょう。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(作:廣嶋玲子 絵:jyajya )
不思議な駄菓子を通して、人との関わりや欲望について考えさせられる人気シリーズです。 続きが気になり、読書習慣づくりにもおすすめです。
『西の魔女が死んだ』(作:梨木香歩)
おばあちゃんとの暮らしを通して、自分らしく生きることや命の大切さを描いた作品です。 心が温かくなり、おやこで感想を話し合いたくなる一冊です。
『もしも明日、ぼくの足がなくなったら』(作:舟崎泉美 )
障害について学ぶ第一歩としておすすめの一冊です。 人との違いや思いやり、多様性について考えるきっかけとなる感動的な作品です。
高学年の子どもだけでなく、大人が読んでも多くの気づきを得られる内容となっています。
夏休みは、子どもが本と出会う絶好のチャンスです。 毎日長時間読む必要はありません。
寝る前の10分や、暑くて外遊びができない日の読書タイムなど、少しずつ本に触れる時間をつくるだけでも十分です。 おやこで同じ本を読んだり、お気に入りの場面を話し合ったりすることで、読書はもっと楽しい時間になります。
この夏は、ぜひお気に入りの一冊を見つけて、おやこで読書の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・チャイルドカウンセラー)
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