虫捕りが与える子どもへのメリット!おやこで楽しむコツ

虫捕りが与える子どもへのメリット!おやこで楽しむコツ
夏は虫捕りのシーズン。虫捕りは、お子さんにとってメリットがたくさんあります。 公園でこの時期よく見る、セミやバッタを見て「この虫なーに?」と子どもが聞いてくることもあるのではないでしょうか。 虫が苦手な親御さんもいるかもしれませんが、子どもの成長に良いことなら、積極的に取り入れていきたいですよね。 虫捕りを通して子どもがどんな力を身につけられるのか、おやこで虫取りを楽しむためのコツを元幼稚園教諭のオオイシが解説していきます。
目次

観察力が身に付く

虫捕りでは、虫を見つけることが大前提です。 草むらや木の上など、虫が隠れている場所を注意深く観察することで、虫の大きさや形、色、模様など、さまざまな特徴に気付くことができます。

また、虫の動きにも注目することで、素早く飛ぶ、ゆっくり歩く、ジャンプするなど、虫によって動き方が違うことを発見できるでしょう。

さらに、虫が何をしているのか、エサを食べているのか、巣を作っているのかなど、行動を観察することで、虫の生態について深く理解することができます。

このように、虫捕りを通して観察力を養うことは、自然界の多様性や、生き物の生態への理解を深めることに繋がるでしょう。 

集中力が養われる

虫捕りは、集中力を養うのに最適な活動です。 虫は、いつどこで現れるか分かりません。子どもは虫を見つけ出すために、周囲に注意を払い、集中力を高める必要があります。

また、虫を捕まえる瞬間は、一瞬の判断と行動が求められます。 このとき、子どもたちは全神経を集中させて、虫の動きを追いかけるため、自然と集中力が高まります。

視覚で虫を捉え、走って近づき、手や腕の動かし方で虫網をコントロールして捕まえる…簡単に見えて、虫捕りは体の多くの機能を使うので、すごく集中力が必要なのです。

探求心を育む

虫捕りを通して、子どもは「もっと知りたい!」という探求心を育むことができます。

例えば、捕まえた虫の名前を図鑑で調べたり、インターネットで生態を調べたりすることで、虫の世界への興味関心を広げていきます。 また、虫の体の構造や、成長過程、エサ、生息環境など、さまざまな疑問を持つことで、さらなる探求へと繋がっていきます。

探求心は新しい知識や経験を得たいという意欲を高め、学習意欲の向上にも繋がるでしょう。

おやこで楽しむコツ

おやこで楽しむコツは、一緒に夢中になることです。 子どもが虫について質問してきたときは、一緒に調べてあげましょう。 子どもが興味を持ったことを調べて、知識に変えることで「分かった」という喜びになります。

「分かった」喜びと経験は、知的好奇心へも繋がるでしょう。

さらには一緒に図鑑や本などで調べることで、家族との会話が広がり、文字や語彙力が身に付きます。 一緒に親御さんも虫捕りに魅了されるような関係があると、子どものワクワクする気持ちが育ち、もっと知りたいという意欲に繋がるでしょう。

おやこで一緒に楽しんだ経験は、その子の豊かな情緒にも繋がります。

ぜひ一緒に、虫捕りにハマってみてください。

まとめ

この記事では、虫捕りが子どもに与えるメリット、おやこで楽しむためのコツを紹介しました。 虫捕りは、子どもの観察力や集中力、探求心を育むだけでなく、おやこの時間を豊かにする貴重な体験となります。

子どもたちが触れるゲーム機の世界とは違い、虫捕りはリアルな自然体験で五感を刺激します。 捕まえた虫の生態を調べることで、理科の予習にも繋がるでしょう。

そして、虫捕りをおやこで楽しむことは、学習能力の基盤を養い、子どもの可能性を広げてくれます。

ぜひ、この夏はおやこで虫捕りに挑戦してみてくださいね。

ライター / 監修:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士・ヨガインストラクター)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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