二人目の妊娠が分かって間もないころのことです。 定期検診で病院を訪れた際、医師から思いもよらない言葉を突きつけられました。
「切迫早産の恐れがあるので、今日からしばらく入院ですね」
その瞬間、心臓がドキンと跳ね上がり、全身の血が引いていくのが分かりました。
何より心配だったのは、まだ小学一年生になったばかりの長男のことです。 点滴スタンドを押しながら病室の廊下を歩く間も、頭の中は不安とパニック状態でした。
意を決して夫に電話をかけ、切迫早産で緊急入院になったことを伝えました。 ところが、夫から返ってきたのは労わりの言葉ではなく「は? で、いつ退院できんの?」という呆れたような声だったのです。
「息子のことお願いね。お洗濯とか学校の用意とか…」
必死で頼み込む私に対し、夫はイライラを隠そうともせず言い放ちました。
「いや、なんで俺が全部やんなきゃいけないの? てか仕事もあるんだけど」
家庭や子どものことを「自分には関係ない他人事」としか思っていない夫の態度に、ただ黙り込むしかありませんでした。 さらに追い打ちをかけるような出来事が起こります。
病室のドアが勢いよく開き、駆け込んできたのは義母でした。 心配してくれたのかと思ったのも束の間、義母は開口一番「妊娠だからって大袈裟ねぇ」と言い放ったのです。
「私の時代は畑で産んだようなもんよ?」と鼻で笑いながら、差し入れのナッツを雑にベッドへ置く義母。 体を自由に動かせない私を見下ろすその目には、軽蔑の色しかありませんでした。
「ほんと面倒くさい嫁ねぇ。うちの子が気の毒だわ」
嫌味な笑みを浮かべて言い捨てる義母の顔を見たとき、私の中で何かがぷつりと切れました。
私とお腹の赤ちゃんの命に向き合おうともせず、家に残された幼い息子の心配すらしない夫と義母。
この時、もう黙って耐えるのはやめよう、と決意しました。 自分とお腹の赤ちゃん、そして大切な長男を守るため、これからは決して流されず戦おうと心に決めたのです。
しかし翌日、信じられない出来事が起こりました。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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