【子育て防災】リュックの奥底収納はNG!サッと逃げられる「正解の置き場」とラクな非常食の管理術

【子育て防災】リュックの奥底収納はNG!サッと逃げられる「正解の置き場」とラクな非常食の管理術
災害時、小さな子どもを抱えながら安全を確保するのは至難の業です。 「防災グッズ」を買い揃えたけれど、どこに置くのが正解なのか分からない方はいませんか? また「何をどれくらい備蓄しておけばいいのか」「持ち出せばよいのか」、いまいち分からないママ・パパもいるかと思います。 この記事では、子育て世代のための「防災リュックの置き場所」や「子どもがいるおうちならではの食料備蓄のおすすめ方法」を紹介します。
目次

「防災リュック」はどこに置く?

防災リュック(非常用持ち出し袋)は災害があった際に持ち出すためのリュックです。「普段は使用しないから、押し入れの奥にしまっている」、「頭上の棚に置いている」というおうちは要注意です。防災リュックは使用頻度が低いモノですが、いざというときにサッと持ち出せるよう「使用頻度が高いモノ」として考えます。

①玄関

靴を履いて外へ逃げるための流れがスムーズです。 下駄箱の隅やシューズクロークのサッと持ち出せる場所に置いておきます。

非常用持ち出し袋は、子どもの抱っこや手つなぎを優先できるよう、両手が空く「リュック」がおすすめです。 小さな子どもがいるおうちでは、持ち物や成長で備えも変わってきます。

「月齢別備えるグッズリスト」を教えてくれるサイトもあるので参考にしてみてもよいでしょう。

②寝室

睡眠中の揺れや停電に備え、寝室にも最小限の防災グッズを配置しておくと便利です。 枕元やベッドの下に「懐中電灯・靴・子ども用のホイッスル」を入れた小型バッグを準備。

足元の安全を確保してから玄関へ移動するための備えに活用できます。 寝室は、地震で家具が倒れてこないかを確認しておきましょう。

③「リビング」の出口付近

リビングは、家族が集まる場所。 もしも玄関に置き場所がない場合、リビングの出口付近で、家具の転倒が起こらない場所に防災リュック置き場を設けるとよいでしょう。

防災リュックは非常用に持ち出すの役目があるため、取り出しづらい場所や高さには置かないように注意します。

防災リュックは「家族みんながどこにあるのか」、「どのリュックを持ち出すのか」の情報共有が大切です。 また、子どもに重い荷物が入ったリュックを背負わせることは大変です。

子どものリュックには、自分用の軽い荷物を持たせ、重いモノは大人で分散させます。

乳幼児がいるおうちでは、オムツのサイズ、粉ミルクの要・不要、服のサイズなど適宜確認しましょう。 子どもの成長スピードはあっという間です。

「防災の日」などに、年1回リュックを開け、サイズや期限をチェックしてみてください。

「非常食」はどれくらい置いておく?

非常食は、非常用持ち出しとは別に、おうちでの避難生活を支える備蓄として考えます。 備蓄用の食品は、納戸などの奥深くに眠らせておかず「日常の生活動線の中」に組み込むと暮らしやすいです。

キッチンに「ローリングストック」して暮らしに組み込む

食料備蓄の理想は1週間とされています。 このとき、災害時のときにだけ食べる家族の防災食を何日分も保管してしておくには収納場所も必要です。

また、賞味期限が近づく度に消費しなければいけません。 そこで、キッチンに日ごろから食べている缶詰、レトルト食品、乾物、調味料などを少し多めに買っておき、賞味期限の近いものから食べ、食べたら補充を繰り返す「ローリングストック」が便利です。

災害時、子どもが不安を感じているなか、食べ物までもガラリと変えるのではなく、日ごろから食べ慣れている食品の方がホッとして安心できるでしょう。 また、ドライフルーツやチョコレートといった甘いものを備蓄しておくこともおすすめします。

「水・カセットコンロ」もしっかり用意

災害時はライフラインが停止してしまうこともあるため、水・カセットコンロは必須です。 ライフラインが止まってしまっても食事をとることができます。

水や備蓄品の目安を知りたい方もいるかと思います。 東京都総務局「東京備蓄ナビ」では、おうちの暮らしに合った備蓄を調べることができます。

家族1週間分の水はなかなかの本数ですが、飲料として保管するなら、お茶・ジュースと組み合わせて持つことでローリングストックしやすくなります。

無料の「賞味期限管理アプリ」を活用しても便利

「非常用持ち出し袋」に入っている食品は賞味期限も長く設けられているため、逆に期限を忘れてしまうことも。 そんなとき、「賞味期限管理アプリ」を使って食品管理をすることもできます。

期限が近づいたらプッシュ通知でお知らせしてくれるため、「知らないうちに賞味期限が切れていた...」を防げます。

「玄関まで迷わず行けるか」シミュレーションする

夜間に停電した暗闇の中、子どもを抱っこして玄関まで歩けるか想像してみてください。 廊下にモノが散らかっていると避難の妨げになります。

「避難経路となる廊下や玄関には日ごろからモノを置かない」ことも重要な防災です。 これまで気付かなかったことが見えてきます。

いつもの暮らしの延長線上に「安心」を置いておこう

防災対策は、特別なこととして構えすぎる必要はありません。 防災リュック(非常用持ち出し袋)を用意し、サッと持ち出せる準備をしておくことで、いざというときの行動スピードが劇的に変わります。

また、食料備蓄は家族分のザ・防災食を1週間分用意しなくても、ローリングストックを取り入れることで暮らしの延長線上で備えることができます。 家族の笑顔を守るために、まずは今日、玄関のスペースを少し空けて防災リュックを移動させることから始めてみてください。

(監修:岩佐弥生先生/整理収納アドバイザー1級)

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監修者

整理収納アドバイザー1級 岩佐 弥生

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執筆者

整理収納アドバイザー1級 岩佐 弥生

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