私は都内の会社で、人事部の課長として働いています。 夫は同じ会社で営業部長を務めており、社内結婚の夫婦でした。
子宝には恵まれませんでしたが、仕事も夫婦の時間も大切に過ごせていると思っていたのです。 しかしある時期を境に、家庭でも職場でも違和感を覚える出来事が増えていきました。
残業三昧で疲れて帰宅すると、夫はソファに寝転がってスマートフォンをいじるばかりです。 自分で動こうともせず、顔を合わせるなり面倒そうに催促してきました。
「メシは?俺腹減っちゃってさ〜」
自分のご飯くらい用意してほしいものですが、夫はすっかり私に甘えきっていました。 そんな家庭内でのモヤモヤを募らせていたある日、職場でさらに引っかかる出来事があったのです。
勤務中、夫が若い女性社員を連れて私のデスクまでやって来ました。 社内にもかかわらず、夫は嬉しそうに声をかけてきたのです。
「ちょうどよかった!これから出張になったから、晩飯はいらないよ」
つい3日前にも出張へ行ったばかりだったため、私は思わず聞き返してしまいました。 実はここ最近、夫の急な出張が不自然なほど増えていたのです。
しかもその出張には毎回、今年入社したばかりの新卒の営業事務の女性が同行していました。 商談をするわけでもない事務職の彼女を連れて行く理由が分からず、私は率直に尋ねたのです。
「彼女も一緒に行くの?事務なのに?」
業務上の疑問を投げかけた私に対し、夫は悪びれる様子もなく言い訳を並べました。 さも当然といった態度で、呆れた理由を口にしたのです。
「今は俺の秘書みたいな仕事をしてもらってるからな」
すると隣にいた女性社員も、どこか甘えたような口調で笑いながら調子を合わせてきます。
「本当ですよぉ。たまにはおうちでゆっくりしたいですぅ」
仕事とは思えない呑気な態度に、私はさらに不信感を募らせました。 客先の元へ行くだけなら、わざわざ新人の事務職を秘書代わりに連れて行く必要などありません。
スケジュール管理や資料の用意くらい自分でやりなさいと指摘すると、女性社員が反論してきました。
「取引先をお席に案内したりお茶を入れたりしてます!」
見当違いな主張に対し、私は冷静に事実を返しました。 客先でのマナーとして当たり前のことを指摘したのです。
「出張先に行ったのなら、それは向こう様がすることよ」
正論を返された女性社員は、何も言い返せなくなって言葉に詰まっていました。 私は女性社員から夫へと視線を戻し、人事としての意見をはっきりと伝えたのです。
「出張へ連れて行くなら、営業部の後輩を同行させて勉強させた方がいいんじゃない?」
すると、夫は急激に顔色を変えました。 オフィスの中にもかかわらず、周りの社員が振り返るほどの大声で怒鳴り散らしてきたのです。
「人事部のお前に営業の何がわかるんだ!俺が決めたことに口を挟むな!」
あからさまにムキになって声を荒らげる夫の様子を見て、私の中で違和感は確信へと変わりました。
そして私は人事課長として、ある真実を突きつけたのです。
出典:嫁子のスカッと漫画
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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