野菜嫌いは「お手伝い」で克服!下ごしらえ・買い物で意識を変えるコツ

野菜嫌いは「お手伝い」で克服!下ごしらえ・買い物で意識を変えるコツ
お子さんの野菜嫌いをどうにかしたいと悩む親御さんは多いのではないでしょうか。 この記事では、下ごしらえや盛り付けといった調理の段階や、買い物といった日常のシーンで、子どもの野菜嫌いを克服へと導くお手伝いの具体的なアイデアを紹介します。
目次

野菜の下ごしらえで興味を引き出す

1歳頃から始められる簡単な作業としては、ミニトマトのヘタ取りや玉ねぎの皮むき、いんげんの筋取りなどがおすすめです。

野菜を洗うときに色や感触、重みなどを掴んだり、皮むきで野菜の中身を発見したりする中で、野菜への関心が深まるでしょう。 さらに、4〜5歳頃になったら、100円ショップなどでも手に入る野菜の型抜きに挑戦してみると遊び感覚で楽しく取り組めるかもしれません。

包丁を持たせるのが不安な年齢の子どもにはピーラーを使った皮むきがおすすめです。 最初はにんじんや大根など、細長くて皮の薄い野菜を選んでみましょう。

目の前で皮がひらひらと剥けていく様子は子どもも夢中になるはずです。 ただし、ケガをしないよう、大人が十分に注意して見守り、野菜がグラグラしないよう半分に切っておくなどの配慮が必要です。

盛り付けによる特別感

料理の仕上げである盛り付けも、野菜嫌い克服に効果的な工夫の一つです。 オムライスにミニトマトをトッピングしたり、料理をワンプレートに盛り付けてお子様ランチ風にしたりするだけでも、子どもにとっては特別な料理になるでしょう。

「自分が作った」という特別感から、いつもは苦手な野菜でも美味しく感じられる効果が期待できます。 家族が盛り付けた料理に対し、ポジティブな言葉をかけてあげることも大切でしょう。

買い物を通じた野菜との出会い

スーパーや八百屋での買い物も、野菜嫌い克服の大きなチャンスです。

子どもと一緒に買い物に行き、キャベツとレタスの違いを見比べるなど、野菜それぞれの特徴を実際に見ながら教えることができます。

「大根は上と下どっちが苦味が強いと思う?」などとクイズを出しながら買い物するのもおすすめです。 また、子どもに野菜を選んでもらうことで「自分が決めた野菜だから食べてみよう」という意欲につながるかもしれません。

おわりに

子どもの野菜嫌い克服には、調理だけでなく下ごしらえや買い物など、生活の中で野菜と関わる機会を増やすことが有効です。 野菜嫌いはすぐに解決する問題ではありません。

焦らず、子どもと一緒に野菜と関わる時間を楽しみ、食を通じておやこのコミュニケーションを深めていきましょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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