和食とはどのようなもの?子どもが和食を食べるメリット

和食とはどのようなもの?子どもが和食を食べるメリット
わたしたち日本人には馴染み深い和食。和食は健康によいイメージがあるかと思いますが、子どもの食事に和食を取り入れることで、どのようなメリットを得られるのでしょうか?この記事では、和食とはどのようなものなのか、子どもが和食を食べるメリットについて紹介します。
目次

近年では、食の欧米化や外食の増加に伴い「和食離れ」が進んでいるようです。 普段の食生活の中で、未来を担う子どもたちに和食のよさを伝えていきたいですね。

和食とはどのようなもの?

和食とは日本の伝統的な食文化で、一汁三菜が基本とされます。 一汁三菜はごはんを主食に汁もの、主菜1品、副菜2品を組み合わせた献立のことです。

和食はユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的にも評価されています。 和食の特徴は以下の通りです。

新鮮な食材を使用し、素材そのものの味を活用する

日本は南北に長く、海や山など豊かな自然が広がっています。 そのため、各地域でさまざまな食材を得ることができます。 それらの素材の味わいを活かすために「蒸す・茹でる・煮る」などの調理法や調理道具が発達してきました。

健康的な食生活を送れる栄養バランスのよさ

和食の基本である一汁三菜はさまざまな種類の食材を摂ることができるため、栄養バランスのよい食生活を送りやすいです。

自然の美しさや四季の移ろいの表現

和食では旬の食材や季節に合った器を使用して、自然の美しさや四季の移ろいを表現します。

年中行事との密接な関わり

和食は正月のおせち料理など、年中行事との密接な関わりがあります。 年中行事で食の時間を共有することで、家族や地域との絆を深めます。

子どもが和食を食べるメリット

子どもの食事に和食を取り入れることで得られるメリットを3つ紹介します。

味覚が整う

和食といえば「だし」ですが、だしを活用することで薄味でも美味しく調理ができます。 幼児期は味覚の形成において重要な時期なので、だしを活用して味覚を整えましょう。

噛む力が鍛えられる

和食で使われる食材はごぼう・れんこん・きのこ類など噛みごたえがあるものが多く、しっかりと噛む必要があります。 しっかり噛むことで顎が発達し噛み合わせがよくなったり、唾液がたくさん出て消化吸収を助けたりする効果があります。

発酵食品で腸内環境が整う

和食には味噌・醤油・納豆などの腸内環境を整える発酵食品が多いです。 腸内環境が整うと免疫力が高まり、便秘解消にも役立ちます。

和食で心も体も健康になろう!

和食は子どもの健康をサポートしてくれます。

おやこで和食中心の食生活を心がけて、心も体も健康になりましょう。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

line
監修者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる
執筆者

管理栄養士 haya

hayaさんの記事一覧をみる

おすすめ記事

「食・レシピ」人気ランキング

うちの子の年齢別情報

おやこの毎日に
役立つ情報をお届けします

facebook instagram