お食い初めの献立とその意味<赤ちゃんの大切な儀式>

お食い初めの献立とその意味<赤ちゃんの大切な儀式>
赤ちゃんの生後100日を目安に、これまでの成長を感謝し、大人になっても食べ物に困らないように祈る儀式が「お食い初め」です。 儀式そのものにはもちろん、お食い初めで用意する一汁三菜の献立にも、それぞれ意味があるのをご存じでしょうか?
目次

お食い初めとは?

お食い初めは、赤ちゃんが生後100日ほどで迎える健やかな成長と、将来食べ物に困らないようにという願いを込めた日本の伝統的な行事です。この儀式で提供される特別な献立には、各々独特な意味が込められており、家族にとっても赤ちゃんにとっても記憶に残る大切なイベントとなります。

お食い初めの献立六種類とその意味

1. 赤飯

赤飯は、生命や健康を象徴する「穀物」を代表します。赤色は魔除けや厄を払う効果があるとされ、赤ちゃんの健康や幸福を願う意味が込められています。

2. 焼き魚

焼き魚は「海の食材」を表し、特に「鯛」は日本で祝事に使われることが多い魚です。「鯛」が「めでたい」と語呂合わせされるため、幸福を願う献立として選ばれます。

3. 煮物

山からの恵み「山の食材」を代表する煮物には、子どもの成長や先見性を願う意味が込められています。タケノコやレンコンなど、成長や繁栄を象徴する野菜が使われることが多いです。

4. 汁物・お吸い物

人が生きていくうえで欠かせない「飲み物」を象徴します。ハマグリのお吸い物は特に一般的で、ハマグリの貝がぴったり閉じるように、素敵なパートナーと巡り合えるようにとの願いが込められています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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