離乳食が進んだら試してみよう!手づかみ食べの意外なメリット

離乳食が進んだら試してみよう!手づかみ食べの意外なメリット
初期のすり潰したおかゆから始まった離乳食も、後期に進んでくると食べ物を歯茎で上手に噛めるようになり、少しずつ固いものも食べられるようになってきます。そんな頃にぜひ試してほしいのが「手づかみ食べ」です。少し粗暴に感じる手づかみ食べには、実はメリットがたくさんあるのです。今回は手づかみ食べのメリットについて紹介します。
目次

五感を活用し食への関心を高めよう

手づかみ食べは、子どもたちにとって、食べ物の形や質感、温度などを直接触り感じることで、五感を駆使して世界を理解する素晴らしい方法です。このやり方により、子どもは食べ物のさまざまな特性をより深く理解し、食に対する興味や好奇心を養います。結果として、好奇心旺盛で食べ物に対してオープンな子どもが育つことが期待されます。

器具の使用へのスムーズな移行

手づかみ食べは、小さな子どもの手指の協調能力と、脳の発達にも寄与します。食材を上手につかみ、自分の口まで運ぶこの行為は、お箸やスプーンといった食器の使用に必要な技術を自然と身につけさせます。つまり、こうした積極的な取り組みが、将来的なスムーズな食事サポートツールへの移行を助けるでしょう。

家族で楽しむ共有の食事時間

離乳食期は、赤ちゃんと親が別々のメニューを食べることが多いですが、手づかみ食べの導入により、家族全員が同じ食卓を共有できるようになります。子どもが自ら食事を進めることができるため、親は赤ちゃんの食事を絶えずサポートする必要がなく、家族みんなで会話を楽しみながらゆっくりと食事をすることが可能になります。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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