「子育てに疲れたら、まず自分を褒めて」保育士が伝える、ママ・パパのセルフケアの大切さ

「子育てに疲れたら、まず自分を褒めて」保育士が伝える、ママ・パパのセルフケアの大切さ
子育てに疲れ果てて、もう限界…。そんな風に感じているあなたへ。あなたは一人じゃない。まずは自分を褒めて、自分を大切にすること。疲れたときは、そこから始めてみませんか。保育の現場で学んだ「子育てに疲れたときのセルフケア」を、お伝えします。あなたなりのペースで、子育ての喜びを感じていきましょう。
目次

1. 「よく頑張っている自分」を認める

子育てに疲れを感じたら、まずは自分を褒めることから始めてみましょう。

「今日も一日、よく頑張ったね」「こんなに一生懸命子育てしているあなたはすごいよ」。 そんな風に、自分を労う言葉をかけてあげてください。

園でも、保育士同士で「今日も子どもたちのためにがんばったね」と、互いの努力を認め合うことを大切にしています。 誰かに褒めてもらうのを待つのではなく、自分で自分を認める。

その積み重ねが、心の疲れをリフレッシュする一番の近道になるのです。

2. 完璧を目指さない

子育てで疲れてしまうのは、つい完璧を目指してしまうから。 でも、完璧な子育てなんてありません。できることから少しずつです。そのことを忘れないでくださいね。

園でも、保育士一人ひとりが自分のペースで、できることから始めることを大切にしています。 ご家庭でも、完璧を目指すのではなく、今日の自分ができたことを誇らしく思う気持ちを大切にしてみてください。 「今日は子どもと一緒に散歩した」「喧嘩をしたけれど、最後は笑顔で寝た」そんな小さな喜びを認め、積み重ねることが、子育ての疲れを軽くしていくはずです。

完璧じゃなくていいと自分に言い聞かせながら、マイペースな子育てを楽しんでいきましょう。

3. 自分の時間を作る

子育てに疲れたときは、自分だけの時間を意識的に作ることも大切です。 保育士も休憩時間を確保し、自分の心と体をリフレッシュさせることを心がけています。

ご家庭でも、育児の合間に自分だけの時間を作ってみてください。 好きな音楽を聴く、ゆっくりとお風呂に入る、友人とおしゃべりする。 ほんの10分でも、自分の心が喜ぶことをする習慣を大切にしてください。

子育ては自分自身が心地よい状態でいてこそ、前向きに取り組めるものです。 あなた自身を大切にする時間を、毎日の中に積極的に取り入れていきましょう。

4. 助けを求める勇気を持つ

「子育ては自分一人でしないと」と思い込んでいませんか。

子育てを一人で抱え込むから、疲れてしまうのかもしれません。 助けを求めることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、勇気のいることなのです。

園でも保育士同士が助け合い、ときには専門家の力も借りながら、子育てを支え合っています。 ご家庭でも、配偶者やおじいちゃんおばあちゃん、友人など、頼れる人に育児の手伝いを依頼してみてはいかがでしょう。 「ちょっと子どもを見ていてほしい」「話を聞いてほしい」。そんな風に、具体的に助けを求めることが大事です。

勇気を出して、その一歩を踏み出してみませんか。

5. 子育ての喜びを思い出す

疲れているときこそ、子どもとの楽しい思い出を振り返ってみるのがおすすめです。 「初めて歩いた日の感動」「一緒に遊んだときの笑顔」「ギュッと抱き締めてくれた瞬間」。 そんな幸せな記憶を思い出して、きっと子育ての喜びを再発見できるはず。

園でも、一生懸命描いてくれた絵、そっと差し出してくれたお花。 そんな一つのプレゼントが、保育士としての喜びを教えてくれるのです。

子育ての疲れに負けそうなとき、ぜひ子どもとの幸せな思い出を思い出してみてください。 あの日の感動を胸に、また一歩ずつ前に進んでいこうと思えるはずです。

子育ての喜びを糧に、子育ての日々を一緒に過ごしましょう。

まとめ

「子育てに疲れたら、まず自分を褒める」 それが、子育てを楽しむためのセルフケアの始まりです。

次に自分の努力を認め、完璧を目指さないこと。 そして、自分の時間を作り、助けを求める勇気を持つこと。 最後に、子育ての喜びを思い出すこと。その積み重ねが、ママもパパも笑顔でいられる子育ての秘訣なのです。

あなたは一人じゃない。そう信じて、あなたなりのペースで子育てを楽しんでくださいね。

ライター / 監修:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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