【管理栄養士監修】おうちでSDGs!子どもと始める「食品ロス」対策と食育の第一歩

【管理栄養士監修】おうちでSDGs!子どもと始める「食品ロス」対策と食育の第一歩
世界中で問題になっている食品ロス。食品ロスという言葉を聞いたことはあるけど、どれくらい深刻な問題なのか分からない人も多いでしょう。食品ロスをなくすために子どもにもできることがあります。この記事では、食品ロスとはどのような問題なのか、おやこで実践したい食品ロス対策について紹介します。
目次

日本でも食品ロスは深刻な問題になっています。

おやこで食品ロスについて学び、子どもの食べ物を大切にする気持ちを育てましょう。

食品ロスとはどのような問題?

食品ロスとは「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のことで、日本の食品ロスは年間464万トンにもなるそうです。(令和5年度推計値) 日本人1人あたりの食品ロス量は1年で約38kgといわれており、1人あたり毎日おにぎり約1個分のご飯を捨てている計算になります。

食品を焼却処分することで、二酸化炭素が排出され地球温暖化が進んだり、ゴミ処理費用が増大したりするなどさまざまな問題が生じます。 食品ロスを減らすことで少しでもこれらの問題を減らすことができるので、これから紹介する食品ロス対策をぜひおやこで実践してみてください。

おやこで実践したい食品ロス対策

おやこで実践したい食品ロス対策について紹介します。

おうちでもできる簡単なものばかりなのでぜひ参考にしてください。

食品ロスについて理解をする

いきなり食品ロス対策といわれても子どもは何のことだかわかりませんよね。

まず、食品ロスとは何かを子どもに理解してもらう必要があります。 口頭での説明ももちろんよいのですが、食べ物の大切さについて描かれた絵本を読み聞かせすると興味を持ちやすいでしょう。

最近では食品ロス削減のための啓発本も売られているので、利用してみるとよいかもしれません。

食べ残しを減らす

家庭から出る食品ロスの半分以上は食べ残しだといわれているので、まずは好き嫌いをせずに残さず食べることから意識しましょう。

食事を残す子どもに対して「残ったご飯は捨てられてしまうこと」「ちゃんと食べたら栄養になる」ということを声かけするのもよいですね。

外食をする場合は食べきれる量を注文し、美味しく食べきるということを心がけてください。

普段捨てられがちな部分も使う

野菜や果物の皮部分を捨てている人も多いでしょう。 中には食べられないものもありますが、食べられるものも多いです。

食べられる部分まで捨ててしまうことを過剰除去といい、これも食品ロスの原因のひとつです。 実は野菜や果物の皮部分は栄養が豊富なので、工夫して皮ごと美味しくいただきましょう。

子どもにお手伝いしてもらいながら料理をするのもよいですね。

おやこで食品ロス対策を実践しよう!

各家庭が毎日少しでも食品ロス対策を実践することで、全体で見ると大きな変化を生みます。

少しでも食品ロスを減らせるようにおやこで対策をしましょう。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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