【管理栄養士監修】ブロッコリーの栄養をわかりやすく紹介！赤ちゃんに与えられる時期もチェック

ブロッコリーは注意点に気をつければ、離乳食初期（生後5〜6ヶ月ごろ）から与えることができます。栄養価の高い緑黄色野菜なので、どのような栄養が含まれているのかを知り、ぜひ子どもにも伝えながらおやこで一緒に味わってみてくださいね。

ブロッコリーはどのような野菜？

ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜で、じつはキャベツやカリフラワーの仲間です。特徴的な見た目のブロッコリーですが、普段食べているのは花が咲く前のつぼみと、茎部分になります。

美味しいブロッコリーの選び方は、緑色が鮮やかで濃く、つぼみが硬く引き締まっているものを選ぶとよいでしょう。

ブロッコリーは栄養価の高い緑黄色野菜ですが、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか？

ここでは、4つ紹介します。

ブロッコリーは、野菜の中でも多くたんぱく質を含んでいるのが特徴です。たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛など、子どもたちの体を作るために欠かせない栄養素です。

ブロッコリーにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは皮膚や粘膜の健康を保つ栄養素です。また、免疫力を高める働きがあるとされています。

ビタミンCは水溶性ビタミンであり、体内に蓄積されにくいため、毎日の食事でこまめに摂ることが大切です。

ブロッコリーにはβ-カロテンも含まれています。強い抗酸化作用を持つβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わる働きがあります。

また、免疫力をサポートする効果も期待できます。

ブロッコリーにはスルフォラファンという成分も含まれています。スルフォラファンは、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに多く含まれる成分で、強い抗酸化作用と解毒作用を持ちます。

ブロッコリーは栄養価の高い緑黄色野菜で、たんぱく質やビタミンC、β‐カロテン、スルフォラファンなどのさまざまな栄養成分が含まれています。

毎日の食事に取り入れやすい野菜なので、ぜひおやこで一緒に楽しみながら栄養補給をしてみてくださいね。

ライター/監修者：haya（管理栄養士）