幼児食に取り入れたい冬野菜!レンコンの栄養、魅力を完全解説

幼児食に取り入れたい冬野菜!レンコンの栄養、魅力を完全解説
穴のあいた見た目とシャキシャキとした食感が特徴的なレンコン。レンコンに含まれるさまざまな栄養素は、子どもたちの成長と健康維持に役立ちます。この記事では、レンコンに含まれる栄養素について紹介します。
目次

レンコンは保育園や幼稚園の給食でもよく登場します。煮物やきんぴら、刻んでハンバーグに混ぜるなど、バリエーション豊かに使える食材なので、ぜひご家庭でも取り入れてみてください。

レンコンはどのような野菜?

レンコンはスーパーなどで1年を通して手に入りますが、冬が旬の野菜です。お正月のおせち料理でも使われるレンコンには、穴があいています。この穴には「将来の見通しがよくなるように」という願いが込められており、古くから縁起のよい食材とされています。また、レンコンは漢方薬として使われるほど栄養豊富な食材です。そんなレンコンに含まれる栄養素について次で詳しく解説します。

レンコンに含まれる栄養素

レンコンには以下のような、子どもに嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンC

レンコンに含まれるビタミンCはなんとみかんの約1.5倍ともいわれています。ビタミンCには免疫力を高める効果があるため、風邪をひきやすい冬は特に積極的に摂りたい栄養素です。また、本来熱に弱いビタミンCですが、レンコンに含まれるでんぷん質がビタミンCを保護するため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

食物繊維

食物繊維は腸内で善玉菌のエサになり、腸内環境を整える働きがあります。レンコンには水に溶けやすい性質である水溶性食物繊維と、水に溶けにくい性質である不溶性食物繊維が含まれています。レンコンには特に不溶性食物繊維が豊富に含まれており、便の量を増やし排便を促すため、便秘解消に効果的です。しかし、不溶性食物繊維を摂りすぎると便秘が悪化する可能性があるので、摂りすぎには注意が必要です。

カリウム

カリウムは余分な塩分を体外に排出してくれる効果があります。日本人は塩分を摂りすぎる傾向にあるので、カリウムは積極的に摂りたい栄養素です。また、カリウムは水に溶けやすい性質があります。そのため、調理をするときはレンコンを水にさらす時間を短くすることで、カリウムの流出を抑えることができます。

栄養豊富なレンコンを幼児食に取り入れよう!

レンコンは栄養豊富で、さまざまな料理にアレンジできる野菜です。豊富な栄養素を含むレンコンを幼児食に取り入れて、寒い冬を元気に過ごしましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

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