幼児食に取り入れたい冬野菜!小松菜の栄養

幼児食に取り入れたい冬野菜!小松菜の栄養
ほんのりとした苦味があり、シャキシャキとした食感が特徴の小松菜。炒め物やお浸しなど、幅広く使える小松菜には子どもにうれしい栄養素が豊富に含まれています。この記事では、小松菜に含まれる栄養素について紹介します。
目次

小松菜独特の苦味や食感が苦手な子どもも多いですよね。「小松菜にはこんな栄養が入っているんだよ」と教えてあげると、少しでも興味を持つきっかけになるかもしれません。これから紹介する小松菜についての内容を、ぜひ食育に活かしてみてください。

小松菜はどのような野菜?

小松菜の歴史は古く、その名前は江戸時代に小松川(現在の東京都江戸川区周辺)で多く栽培されていたことに由来しています。小松菜はスーパーなどで1年を通して手に入りますが、冬が旬の緑黄色野菜です。見た目はほうれん草に似ていますが、ほうれん草と違ってアクが少ないため、下ゆでする必要がありません。小松菜は他の野菜と比較しても栄養価が高いため、幼児食にぴったりの食材です。

小松菜に含まれる栄養素

他の野菜と比較しても栄養価が高い小松菜ですが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?小松菜に含まれる栄養素について解説します。

カルシウム

小松菜には子どもの成長に欠かせないカルシウムが豊富に含まれており、骨や歯の健康維持に役立ちます。その含有量は野菜の中でもトップクラスで、ほうれん草の約3倍以上ともいわれています。効率よくカルシウムを摂るためには、ビタミンDが含まれているきのこ類などと一緒に食べるとよいでしょう。

小松菜は子どもに不足しがちな鉄も豊富に含んでいます。しかし、小松菜に含まれる鉄は非ヘム鉄といわれており、あまり吸収がよくありません。小松菜を食べるときには、動物性のたんぱく質やビタミンCと一緒に摂ると、鉄の吸収がよくなりますよ。

β-カロテン

小松菜にはβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、体内でビタミンAとして働くことで、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。風邪をひきにくい体づくりに効果的な栄養素です。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防・解消に役立ちます。小松菜を食事に取り入れて子どもの便秘を予防しましょう。

栄養豊富な小松菜を幼児食に取り入れよう!

小松菜にはさまざまな栄養素が含まれており、子どもの成長と健康維持に役立ちます。小松菜を使ったレシピを工夫して、子どもたちが楽しんで食べられるようにしてみましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

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