勝ち負けへのこだわりが強い|「負け」で癇癪を起こす子どもへの関わり方とは

勝ち負けへのこだわりが強い|「負け」で癇癪を起こす子どもへの関わり方とは
「勝ち」へのこだわりが強く、負けると癇癪を起こしてしまう子ども。そのような状況が続くと、どう関わればよいか悩みますよね。 今回は、「勝ち負け」の捉え方と望ましい関わり方について紹介します。
目次

「勝ち」にこだわるのはいけないこと?

ゲームやあそびの中で、子どもが「負けたくない!」と思うことは、いけないことではありません。 自然なことであり、「勝ち負けにこだわらない」という大人の考え方を、押し付けることは避けましょう。

あくまで、「負け」に対して癇癪を起こしてしまったときの対応を考えていくことが大切です。

望ましい関わり方とは?

3~4歳児は、まだ精神面での成長が未熟です。精神面で成長してくると、負けても自分である程度気持ちの整理ができるようになります。

自分で気持ちの整理ができない年齢の場合は、ママ・パパの関わり方が大切です。

では、どのような関わり方が望ましいのでしょうか。

「負け」をポジティブに変換する

子どもが負けたとしても笑ったりバカにしたりしてはいけません。 「負け」は劣っている、悔しいという思いがあるからこそ、癇癪につながります。

勝ち負けよりも、ゲーム自体の楽しさや競い合うことの楽しさを、日ごろから伝えていくことが大切です。

負けたとしても、そこから新たな楽しさを見出したり、成長できる部分を探したりすることで、ゲーム自体を楽しむことができるようになるでしょう。

癇癪が収まらないときは?

癇癪が収まらないときは、とにかく状況や環境を変えて、クールダウンさせてあげることが大切です。

場所を移動し、子どもと一緒に深呼吸をしたり、愛情を伝えながら抱きしめたりすることで少しずつクールダウンしていきます。

頻繁に癇癪を起こす場合は、クールダウンの方法をいくつか模索しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は「負け」にこだわる子どもの癇癪についてご紹介しました。

「負けたくない!」と思うのは自然なことですが、癇癪を起こしたときにどう関わるかが大切です。

日頃から、「負けること」に対してネガティブな感情ではなく、ポジティブに変換する声かけをしていくことが効果的です。 子どもの癇癪は対応に戸惑うこともありますが、しっかりと向き合えば少しずつ子ども自身で気持ちの整理ができるようになりますよ。

ライター/監修:kana (保育士資格・幼稚園教諭一種免許状)

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執筆者

保育士資格/幼稚園教諭第一種免許 kana

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