小さな子どもが喉に詰まらせやすい食べ物のひとつであるおもち。おもちは大人でも喉に詰まらせやすいので、食べるときには注意が必要です。これから紹介する、おもちを与えてもよい年齢と与えるときの注意点についてしっかりと理解し、美味しくおもちを楽しめるようにしましょう。
おもちを与え始めてもよい年齢の目安は3歳以降といわれています。しかし、3歳になったら与えてもよいというわけではありません。子どもの発育には個人差があるため、奥歯がしっかりと生えそろい、噛む力と飲み込む力が備わったころを目安にするとよいでしょう。また「しっかり噛もうね」「ゆっくり食べようね」といったパパ・ママの声かけを理解し、実行できるようになってからだとより安心です。
おもちを与えるときの注意点について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
子どもが喉に詰まらせないように、おもちは小さく切ってから与えましょう。ただし、小さく切っていてもよく噛むことが大切です。
子どもにおもちを与えるときは、ゆっくり食べるように声かけをしましょう。急いで食べると喉に詰まらせるリスクが高まるため、しっかり噛んでゆっくり味わいながら食べることが大切です。
先に水分を摂らせ、喉を潤してからおもちを与えましょう。先に喉を潤しておくことで、おもちを喉に詰まらせるリスクを減らせます。
おもちを口に入れたまま寝転んだり、歩き回ったりすることは非常に危険です。正しい姿勢で座らせてから与えることで、おもちを喉に詰まらせるリスクを減らせるほか、食事マナーも向上します。
子どもにおもちを与えるときは、飲み込むまでしっかりと見守ることが大切です。口に入れすぎていないか、しっかり噛んでいるかなどを注意して見てあげましょう。
おもちは美味しい食べ物ですが、危険性も伴います。子どもがおもちを食べられるようになったら、注意点に気をつけておやこでおもちを楽しみましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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