多くの親御さんが赤ちゃんの成長において特に気にされるのが、はいはいを始める時期でしょう。
平成22年の厚生労働省による乳幼児身体発育調査によると、生後9〜10ヶ月の赤ちゃんの90%以上がはいはいをして移動できると報告されています。
通常、赤ちゃんがはいはいを始めるタイミングは、生後8ヶ月頃が多いとされています。
これは赤ちゃんが自分で安定して座れるようになる時期と一致します。
しかし、赤ちゃんの中には生後4〜5ヶ月で早くはいはいする子もいれば、1歳4〜5ヶ月でようやく始める子もおり、個人差が大きいことを認識しておくことが重要です。
はいはいは、特定の練習を必ずしも要しない発達段階です。
しかし、この段階を積極的に支援することで、赤ちゃんの体力や協調性を高めることができます。
赤ちゃんが1人で安定して座る練習を通じて腰の力を養うことから始めてください。
また、赤ちゃんの目の前にお気に入りのおもちゃを置くことで、目的を持ってはいはいをする動機づけができます。
親が子どもから少し離れて子どもを呼び、その方向に進むよう促すのも一つの方法です。
これらはいはいの初期段階での関わり方であり、親からの深い愛情表現の一環としても重要視されます。
はいはいの過程では、赤ちゃんが様々な神経や筋肉を発達させる必要があるため、個々の発達速度を尊重することが大切です。
もし、赤ちゃんがまだ自力でお座りすることが困難な場合は、無理にはいはいをさせることは避けるべきです。
各赤ちゃんには個別のタイミングがあり、それを尊重することが最も重要です。
赤ちゃんの成長過程において、はいはいは一つの節目と言えます。
個人差が大きい発達過程ではありますが、赤ちゃんが安心して新しい挑戦ができる環境を整えてあげることが親としてできる最大の支援でしょう。
はいはいを始める時期や方法に関わらず、愛情を持って接することが何よりも赤ちゃんの成長に良い影響を与えると言えるでしょう。
もし、はいはいの進行について不安や疑問がある場合は、専門の医師や保健師に相談することも大切です。
子どもの安全と健康を守るためにも、家庭内の安全対策にも注意を払いましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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