生後5~6ヶ月頃から、赤ちゃんは食べ物に興味を持ち始めます。
この時期になると、スプーンでの食事を超えて食べ物を直接手に取ることへの好奇心が芽生えます。
手づかみ食べは、赤ちゃんの五感の発達を促し、手先の器用さを養うなど多くのメリットがあると言われています。
たとえば、食べ物の質感を感じ取ったり、自分の口へ運ぶ力加減を学んだりする過程は、赤ちゃんにとって大切な学びの時間です。
一方で、手づかみ食べについてはいくつかの懸念点も存在します。
食事のマナー面や、食べ物による周りの汚れが主なデメリットとして挙げられます。
遊び食べによって食事がなかなか進まないことや、毎食後の掃除が大変になることが、手づかみ食べを躊躇させる理由となるかもしれません。
手づかみ食べを控えざるを得ない状況では、スプーンやフォークの使用を促す時期が早まることが考えられます。
多くの赤ちゃんが約1歳半から2歳頃には、自分で食器を使って食べることに挑戦します。
この過程もまた、赤ちゃんが自立する上で大切な一歩です。
この時期から、赤ちゃんに優しい食器を選び、ご飯やパンなど手づかみしやすい食べ物と併用することで、離乳食の次のステップへスムーズに進めるでしょう。
手づかみ食べには、赤ちゃんの成長に役立つ多くのメリットがありますが、デメリットや家庭の状況を考慮し、それぞれの家庭に合った方法を見つけることが大切です。
手づかみ食べを取り入れるにせよ、しないにせよ、赤ちゃんが食事を楽しみ、栄養をしっかり取ることができる環境を整えてあげてください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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