子どもの成長には個人差が大きく、特に歩き始める時期もさまざまです。
一般的には、ほとんどの子どもが1歳前後から歩き始めると言われていますが、中には1歳半を過ぎても歩き出さない子どももいます。
この遅れが特別心配する必要があるわけではなく、子どもの独自のペースで成長している可能性が高いです。
歩き始めが遅れる原因としては、主に以下のような理由が考えられます。
-性格の差
積極的で好奇心旺盛な子よりも慎重な性格の子のほうが、安全を確認してから歩き出すため遅れることがあります。
-シャフリングベビー
はいはいをせず、座ったまま移動する子どもは、歩き始めるのが遅れることがあります。
これは「シャフリングベビー」と呼ばれ、特に心配する必要はありません。
子どもが歩き始めるためには、「歩きたい」という気持ちを育てることが重要です。
以下に、楽しみながら歩きへの興味を引き出す遊びを紹介します。
-手押し車で遊ぶ
子どもが支えを持ちながら前に進める手押し車は、立って歩く感覚を楽しみながら覚えるのに役立ちます。
-音の出るおもちゃを使う
赤ちゃんの目の前で音の出るおもちゃを使って誘導すると、それを追って立ち上がろうとすることがあります。
-ごちそうさんの遊び
赤ちゃんが少しだけ歩けたら「ごちそうさん!」と大げさに褒めてあげましょう。
この肯定的な反応が、さらに歩こうという気持ちを後押しします。
歩けるけれど歩きたがらないときは、子どもが楽しいと感じるような声かけが効果的です。
一緒に歩く遊びをしてみり、歩いたら褒めることを忘れずに。
ただし、無理やり歩かせようとすると逆効果です。
子どものペースを大切にし、歩きたいと自ら思うきっかけを与えましょう。
1歳半でまだ歩かない子どもへの対応は、焦りよりも支援と肯定が大切です。
子どもの性格や発達の個性を理解し、歩き始めるその瞬間を心から楽しみに待ちましょう。
検診などで特に問題がなければ、時間をかけて子どものペースで歩き始めをサポートしていくことが重要です。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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