3歳児の「歩きたくない」を解決！楽しい歩行練習法

理由は甘えたい気持ちから

3歳になると、子どもたちは言葉の理解能力や運動能力が向上しますが、この時期は自己主張が強くなり、「抱っこ」と甘えたい気持ちが勝ることがあります。

実は、この「歩きたくない」の裏には、ただ単に疲れているわけではなく、保護者への甘えや不安、周囲への不満など、さまざまな感情が隠されていることが考えられます。

まずは子どもの気持ちを理解し、受け止めてあげることが大切です。

子どもが「抱っこ」を要求した際には、「そうなんだ、ちょっと疲れちゃったね」と共感の言葉をかけてみましょう。

また、時間に余裕を持って行動することで、子どものペースに合わせて行動することが可能になり、親子共にストレスが減るでしょう。

お出かけ前には「今日はどこまで自分で歩こうか」と子どもと話し合い、ルールを設定しておくことで、子ども自身が目標に向かってチャレンジする気持ちが育まれます。

また、公園や子どもが好きな場所へ行く際、「あそこまで歩いたら何かいいことがあるよ」というモチベーションを与えてみましょう。

歩いた後には「よくがんばったね！」とたくさん褒めてあげることが重要です。

どうしても歩けないときや、長時間の外出ではベビーカーを活用しましょう。

この際、子どもの成長に合わせた適切なサイズや機能のベビーカーを選ぶことが重要です。

手軽に折りたためるものや、持ち運びやすい軽量型など、ライフスタイルに合ったモデルを選ぶとよいでしょう。

「歩きたくない」という3歳児の気持ちは、成長の一過程として捉え、親子で乗り越えていくことが大切です。

子どもの気持ちを受け止めつつも、楽しく歩くことの喜びを一緒に共有しましょう。

日々の小さな努力が、子どもの自立心を育んでいきます。

（おやこのへや編集部）