春のお彼岸ってなに?春のお彼岸の食べ物

春のお彼岸ってなに?春のお彼岸の食べ物
春と秋の年に2回あるお彼岸。「春のお彼岸」という言葉は聞いたことがあっても、どのようなものかを子どもに上手に説明できない人も多いのではないでしょうか。この記事では、春のお彼岸とはどのようなものなのか、春のお彼岸の食べ物について紹介します。
目次

お彼岸は日本の伝統行事です。最近では馴染みがないという人も増えているようなので、改めてお彼岸について理解し、子どもたちにも伝えていきましょう。

春のお彼岸ってなに?

春分の日と、その前後3日間をあわせた7日間のことを春のお彼岸といいます。この期間はご先祖さまに感謝し、お墓参りをする大切な期間です。春分の日は国民の祝日のひとつで、毎年3月20日ごろに訪れます。春分の日は毎年日にちが変わるため、それに伴いお彼岸の時期も変わります。今年の春のお彼岸の時期はいつなのかを調べて、その時期はおやこでお墓参りに行き、ご先祖さまに感謝の気持ちを伝えましょう。

春のお彼岸の食べ物

春のお彼岸にはご先祖さまに食べ物をお供えします。ここでは、春のお彼岸にご先祖さまにお供えする食べ物について詳しく紹介します。

ぼたもち

春のお彼岸では、ぼたもちをお供えするのが一般的です。春のお彼岸の時期には牡丹の花が咲くことから、牡丹餅(ぼたもち)といわれるようになりました。春のお彼岸で食べられるぼたもちは、基本的にこしあんで作られます。一方、秋のお彼岸では、この時期に萩の花が咲くことからおはぎがお供えされ、こちらは基本的に粒あんで作られます。

精進料理

春のお彼岸に精進料理をお供えする理由は、仏教の教えに基づいています。精進料理とは、肉や魚などの動物性食品を使わずに作られる料理のことです。仏教では生き物を殺すことを禁止しているため、お彼岸のような仏事のときには精進料理をお供えする習慣があります。

彼岸だんご

彼岸だんごはシンプルな材料で作られる、白くて丸いおだんごのことです。地域によってお供えする数や積み方が異なりますが、一般的には6個お供えします。彼岸だんごを6個お供えするのは、仏教の六道に由来しているといわれています。お彼岸の期間中にお供えすることで、ご先祖さまへの感謝と供養の気持ちを表します。

春のお彼岸について理解し、日本の伝統行事を子どもたちに伝えましょう!

春のお彼岸はご先祖さまに感謝する大切な期間です。この日本の伝統行事について子どもたちに伝え、春のお彼岸にはお供え物をしたり、お墓参りに行ったりして、ご先祖さまに感謝を伝えましょう。

ライター/監修:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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