菜の花は、つぼみや葉の部分をすりつぶしてなめらかなペースト状にすれば、離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)から与えることができる食材です。子どもの健康維持に役立つ栄養素が豊富に含まれているので、以下で紹介する内容をぜひ参考にしてくださいね。
「菜の花」という名称は特定の植物を指すものではなく、一般的にアブラナ科アブラナ属の植物全般を指します。これらは食用だけではなく、観賞用や菜種油を作るためにも利用されています。菜の花は冬から春にかけて旬を迎え、ほろ苦く爽やかな味わいが特徴的です。また、菜の花はお浸しや炒めものなど、さまざまな料理に使える栄養価の高い緑黄色野菜になります。旬の時期にはぜひ取り入れてみてください。
菜の花にはさまざまな栄養素が含まれています。ここでは、子どもの健康維持に役立つ栄養素について4つ紹介します。
菜の花にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持に役立つ栄養素で、免疫力を高め、風邪を予防する効果も期待できます。
菜の花には、強い抗酸化作用を持つβ-カロテンも豊富に含まれています。β-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換され、免疫力を高める働きがあります。
菜の花には「造血ビタミン」とも呼ばれており、貧血予防に役立つ葉酸も豊富に含まれています。葉酸は、赤ちゃんがお腹の中で成長するためにとても大切な栄養素です。そのため、妊娠を希望する方や妊娠中、授乳中の方は特に意識して摂取しましょう。
菜の花には腸内環境を整える働きがある、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、菜の花は不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は便の量を増やし、排便をスムーズにする働きがあるため、便秘がちな子どもにおすすめです。
菜の花は栄養価が高く、春の訪れを感じられる野菜のひとつです。観る楽しさも味わう喜びもある菜の花。そんな菜の花を使って、おやこで春を満喫しましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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