算数が得意な子に育てたい!小さなころから読み聞かせるだけで楽しく数の概念にふれられる「さんすう絵本」10選

算数が得意な子に育てたい!小さなころから読み聞かせるだけで楽しく数の概念にふれられる「さんすう絵本」10選
絵本のストーリーや仕掛けを通じて、数を数える、計算するといった算数に必要な力を養うことができる「さんすう絵本」を紹介します。
目次

子どもたちの苦手な教科として挙がることが多い算数。一度苦手意識をもってしまうと解消するのがなかなか難しいことから「小さい頃から数や計算に親しませたい!」「できることなら算数が得意な子に育てたい」と考えているママ・パパも多いのではないでしょうか。

小さな子におすすめなのが、絵本のストーリーやしかけを通じて、数の概念や計算の基本にふれられる"さんすう絵本"。

おやこのくふう編集部が特におすすめのさんすう絵本10冊をセレクト。幼児から小学生まで、見ているだけでも楽しい絵本を紹介します。

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1.カラフルかわいい絵本で親しむ100までの数

5匹のコアラが繰り広げる大冒険を楽しむうちに、いつの間にか1から100まで数えられてしまうベストセラー絵本です。子どもの好奇心を引き出してくれる愉快なストーリーに、カラフルなイラストが人気の理由!
たくさんの動物が登場する楽しい構図は、数に触れるはじめての絵本にも最適です。

『1から100までのえほん』
たむらたいへい著
戸田デザイン研究室刊
価格:1,760円(税込)
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2.100のおうちを覗く大冒険に夢中になれる!

こちらも大人気の絵本でシリーズ化している「100かいだてのいえ」。100かいだてのてっぺんに住む誰かから手紙をもらった主人公が、たくさんの住人と出会いながら100かいを目指すストーリーで100までの数字を学ぶことができます。
細かく描き込まれた住人たちの様子は、眺めているだけでもとっても楽しい!斬新な縦開きの構造も、開くたびにワクワクさせてくれます。

『100かいだてのいえ』
いわいとしお著
偕成社刊
価格:1,320円(税込)
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3.電車が大好きな子にはこれ!

形や書き順は線路をなぞる、1から100までの数は連結した長い長い電車を数えてみるなど、数と数字を覚えるための工夫がいっぱい詰まった電車辞典。駅の中や線路のまわりの景色など、電車好きな子にはたまらないシーンの数字もピックアップして解説してくれるから、楽しく覚えられること間違いなし!
ページを進めていく毎にレベルアップしていくので、幼児から就学後まで長く楽しめます。

『【新版】かずとすうじの でんしゃ じてん』
価格:単行本1,430円/Kindle版(電子書籍)1,144円(税込)
くにすえたくし、はるくゆう、さかいそういちろう著
視覚デザイン研究所刊
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4.かわいいねこと学ぶ足し算引き算

まんまるお目めのかわいい5匹の猫たちが、増えたり減ったりしながら冒険していく「たすひくねこ」。お話を楽しみながら計算の概念を学ぶことができる内容は、足し算引き算にふれさせたい就学前の子どもにおすすめです。 親しみやすくてかわいいイラストはもちろん、「むねん~」などの特徴的なセリフや楽しいストーリーも子どもたちを虜にしています。

『たすひくねこ』
にわ(著)/大迫ちあき(監修)
マイクロマガジン社刊
価格:1,320円(税込)
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5.ハラハラドキドキ!12枚のクッキーのゆくえは?

おやつに食べようとしていた12枚のクッキー。遊びにくる友だちが1人、2人と増えていって…と、クッキーの取り分に注目しながら足し算や割り算に親しめる絵本です。
クッキーを巡るハラハラドキドキの展開は、絵本としてもしっかりおもしろいストーリー。短くて読みやすい文章で小さな子どもへの読み聞かせにもばっちりです!

『おまたせクッキー』
価格:1,320円(税込)
パット ハッチンス(作)/乾 侑美子(訳)
偕成社刊
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6.シュールな世界観がおもしろいフランスの絵本

1日1羽ずつ家にペンギンが届くという、ユニークなストーリーが魅力の「365まいにちペンギン」。365羽のペンギンに囲まれたシュールな世界観を舞台に、ペンギンを箱に入れると何羽ずつ入る?エサ代はいくらかかる?と、子どもたちの興味を引き出しながら算数力を養います。
フランスの絵本ならではのウィットに富んだ内容とスタイリッシュなイラストは、家族みんなで楽しめるさんすう絵本を探している人におすすめです。

『365まいにちペンギン』
価格:1,760円(税込)
ジャン=シュック・フロマンタル(文)/ジョエル・ジョリヴェ(絵)/石津ちひろ(訳)
ブロンズ新社刊
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7.数の力を実感できる痛快なストーリー

飢饉を恐れてお米を独り占めする欲張りな王様から、賢い村娘の知恵でお米を取り戻す痛快なストーリーが人気の「1つぶのおこめ」。
たった1つぶのお米が30日間で累計約10億粒になる数の力のすごさを、オリエンタルな雰囲気漂う美しいイラストとともに学ぶことができます。ラストは大迫力の見開きページも必見です!

『1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし』
価格:2,090円(税込)
デミ(作)/さくまゆみこ(訳)
光村教育図書刊
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8.王様のケーキで学ぶ数と分け合う大切さ

かけ算や分数を学びはじめる小学2年生頃からの読み聞かせにぴったりなのは、王様ライオンの食事会を舞台にした「王さまライオンのケーキ」。招かれたたくさんの動物たちとケーキを分け合うというわかりやすい題材で、分数や倍数を学ぶことができます。
人と分け合うことの大切さにも触れられるストーリーも人気の理由です。

『王さまライオンのケーキ はんぶんの はんぶん ばいの ばいの おはなし』
価格:1,760円(税込)
マシュー・マケリゴット(作・絵)/野口絵美(訳)
徳間書店刊
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9.リアルな恐竜が繰り出す算数の技は必見!

算数が得意なさんすうサウルスが、算数の技を使って大活躍するストーリーがおもしろい「さんすうサウルス」。トリケラトプスは全部で何匹?アンキロサウルス3匹だと足は何本?と、恐竜ならではの日常にあてはめながら算数の技が紹介されていく内容はユーモアたっぷり!
恐竜が好きな子はもちろん、算数が苦手という子にも親しみやすい一冊です。

『さんすうサウルス』
価格:1,320円(税込)
ミッシェルマーケル(文)/ダグクシュマン(絵)/はいじまかり(訳)
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10.遊びながら算数的思考を身につける

自分で動かして、開けて、組み立てて…数や計算、図形がどんなものなのか実感できる『さわって学べる算数図鑑』。数や単位の概念が理解できていない子はもちろん、基本はわかっているけれど応用が苦手という子の理解を深めるための教材にもうってつけです!
数学的思考に必要な「イメージする力」や「モデル化する力」を鍛えることができます。

『さわって学べる算数図鑑 』
価格:2,420円(税込)
朝倉仁(監修)
学研プラス刊
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見て触れて夢中になれる、魅力いっぱいの「さんすう絵本」をご紹介しました。親が学ばせたい内容よりも、子どもが好きな絵や興味のあるストーリーで選ぶと長く楽しめそう!

今は少し難しいかも?という内容でも、繰り返し読むことで理解が深まって、成長したときの興味関心の種まきにつながっていくはず。ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてくださいね。



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執筆者

ライター Ichika

山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。

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