赤ちゃんの着る服は柔らかな色合いのものが多いです。白やベージュ、たまご色など。 そして昔ほどではないものの広告や店頭、ネットショップの商品を見ると、女の子はピンク系、男の子は水色系の服が多いです。グリーン系も男の子に多く、女の子の服には少ないのです。女の子や男の子の赤ちゃんはその色が好きだから? でも、赤ちゃんは自分では服も服の色も選べません。服を選ぶのは買う人、つまり大人です。
ベビー服と少し変化があります。 女の子の服はピンク系以外にも水色や淡いグリーンが使われるようになってきます。 男の子の服の色展開も増えてきます。ですが、男の子の服でピンク色メインの服はまだ少ないです。 このころになると自我もはっきりし、自分の着たい服も少しずつ主張するようになります。
女の子の服に淡いパープルも目立ち、やわらかな色やはっきりとした色などさまざまな色の服が増えてきます。 男の子の服はというと色展開も豊富になりますがメインとなる色はブルー、茶色など。 ある程度のブランドになるとその商品のメインカラーがあり、さらに色違いが展開されます。ですがメインカラーがピンクという服はなかなか見つけられません。
小さなころは、大人が買った服を着ます。身の回りのものを選ぶのももちろん大人ですね。 男の子は気が付けばピンク系の服や持ち物が身の周りに少ないまま成長していきます。 ピンクが少ない環境で育つだけで「男の子はピンクを使わないし似合わない」とは決められません。
昔は男の子のランドセルは黒、女の子のランドセルは赤でした。他の色はほとんど作られていませんでした。身の回りのものも、男の子はブルー系、女の子は赤系が多かったです。 自分で持ち物の色を選べるようになっても、一定の年齢まではお金を払うのは大人です。最終決定権は大人にあり、大人の好みで持ち物の色を決めてきたといえます。
成長する間に周りにあった色が好きな色、ではありません。かつてはそのように性別で色が決められていたのも事実ですが、赤ちゃんのころからさまざまな色にふれて育った子どもは男の子は全員青が好き、女の子は全員ピンクが好き、とはならないのではないでしょうか。 男の子の色、女の子の色はありません。性別にとらわれず、持ち物にも服にもその子の好きな色をたくさん使わせてあげてくださいね。
ライター/監修:モリハナせんせい(小学校教諭第一種免許状・小学校教諭第二種免許状、幼稚園教諭第二種免許状、保育士免許)
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