新生活を楽しむために|子どもと楽しむ絵本

新生活を楽しむために|子どもと楽しむ絵本
新しい生活が始まる春。進級や入園・入学、引っ越しなど、子どもにとって環境の変化は大きなものです。そんな時期に、絵本は子どもの心をそっと支えてくれる存在になります。おやこで一緒に読むことで、不安を和らげたり、新しい世界への期待を膨らませたりするきっかけになるでしょう。今回は、新生活を迎える子どもたちにぴったりの絵本を紹介します。
目次

絵本はおやこの成長の味方

絵本を読む習慣は子どもの語彙力や読解力を育てます。さらには、親にとっても良い効果があります。子どもへ読み聞かせることで、大人の脳にも良い影響があることがわかっているからです。おやこで楽しむことで、リラックス効果をもたらしたりコミュニケーション能力を高めたりと、読み聞かせには多くのメリットがあります。

読み聞かせにより、語彙が増えることで自分の気持ちを言葉にしやすくなります。互いの理解が進むことで、おやこで心豊かなコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。

新生活はストレスを感じる場面が増えることがあります。困っていることや不安を伝えることができれば、問題解決へとつながりやすくなるでしょう。

新生活におすすめの本

『てのひら』著:瀧村 有子 絵:ふじた ひおこ

入園に不安や緊張をもっている子におすすめ。園に行くと、無口で遊べない女の子。手のひらに、ママがおまじないを描いてくれました。そして、いつもとは違う「スペシャルマーク」を描いてくれたのですが…。

『おおきくなるっていうことは』著:中川 ひろたか 絵:村上 康成

新生活の期待や不安を、誇らしい気持ちに変えてくれる絵本です。学年が上がる、クラスが変わるということはどういうことなのか?子どもたちが共感しやすい描写が多く、読み進めやすいでしょう。

『ダンプえんちょうやっつけた』著:ふるた たるひ 絵:たばた せいいち

集団生活の良さや力強さを感じられる絵本。体の大きい園長先生は、子どもたちには「ダンプえんちょう」と呼ばれています。ダンプえんちょうと子どもたちは「かいぞくごっこ」をすることになったのですが…。

『いちねんせいのいちにち』著:おか しゅうぞう 絵:ふじた ひおこ

小学校入学を控えた子どもに読んでほしい一冊。ランドセルや授業のことなど、小学校生活への期待が膨らみます。

まとめ

新生活のスタートは、子どもにとって大きな一歩です。絵本を通して、おやこで気持ちを共有しながら前向きな気持ちを育てていきましょう。絵本の読み聞かせをおやこで楽しむことで、ストレス解消が相互に期待できるとも言われています。絵本の時間を確保し、ゆったりと味わうことで新生活の緊張や不安を乗り越えていってくださいね。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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