4月におすすめ!おやこで楽しむ春の出会いと別れの絵本

4月におすすめ!おやこで楽しむ春の出会いと別れの絵本
春は新しい環境や人との出会いが増える季節です。 子どもにとって友達や自然との出会いは、心の成長を促し、豊かな感性を育む貴重な体験となります。そこで今回は、幼児期の子どもをもつ親御さんに向けて、「出会いと別れ」をテーマにした絵本を紹介します。 絵本を活用して、子どもが新しい世界への一歩を踏み出せるよう背中を押しましょう。
目次

子どもにとっての出会いと別れ

春は出会いと別れの季節です。別れは子どもにとって、悲しさや寂しさを感じる重要な経験です。 親御さんは、ネガティブに捉えすぎずに、子どもの悲しさや寂しさに共感してあげてください。 子どもたちがその体験を言葉や絵で表現し、共に分かち合うことで心の整理ができ、感情の成長にも繋がります。ぜひ、共感できる絵本の読み聞かせを通じて、気持ちを伝え合ってみてください。

一方、出会いは子どもにとって人間関係を広げ、社会性を育む良い機会です。新しい友達との出会いを通じて、異なる考え方や価値観に触れることができます。これにより、違いを受け入れる力を身につけ、ときにはトラブルを経験しながらも、互いに解決する力を学んでいくことができるのです。

春の訪れと共に新しい出会いを楽しみながら、子どもたちの心を豊かに育んでいきましょう。

別れの絵本

『ぼくとクッキー さよならまたね』作・絵 かさい まり

毎日遊ぶ親友のこぐまのお話。いつもは「またね」と言ってくれるのにその日は「さよなら」しか返ってこなくて…親友が引っ越すときの心情や初めての別れを描いた絵本です。

『いつだってともだち』作:モニカ バイツェ 絵: エリック バトゥー 

主人公のぞうが、大好きな友達との別れを乗り越えていく話。アドバイスをくれるふくろうの言葉が、大人にとっても心に響きます。

新生活の不安をポジティブに

『ちびゴリラのちびちび』 ルース・ボーンスタイン 作 岩田 みみ 訳   ちいさなゴリラの「ちびちび」は森のみんなに愛されています。 成長するにつれて、大きくなっても愛されるのか不安になってしまいますが、仲間たちは今でもちびちびが大好きです。新学期の不安やモヤモヤを感じている子どもと一緒に読みながら、おやこの愛を再確認することで、自信につなげて欲しいです。

『いろいろおしたく』作:えがしら みちこ

園に通うときに不安を感じてしまう子におすすめです。毎朝の朝のお仕度が可愛らしく描かれています。主人公に子どもを重ねて、一緒に朝のお仕度を楽しんでみてはいかがでしょうか。

出会いの絵本

『すきなことにがてなこと』作: 新井 洋行

人にはそれぞれ、得意不得意があります。この絵本では「好きなこと」「にがてなこと」を認め、周りと支えあって生きることの大切さが語られています。 新しいクラスには色々な友達がいるでしょう。ちょっぴり苦手な子と一緒に生活するための解決策や、その子の良いところを見つけるきっかけになるかもしれません。

『さっちゃんとなっちゃん』作:浜田 桂子

さっちゃんとなっちゃんは、とても仲良しだけど「全然違う」ふたりです。 なんで仲良しなのか…?仲良しの秘密が詰まった絵本です。 新学期、新しいクラスで仲良しのお友達ができるかな。そんな期待を膨らませることができるお話です。

まとめ

春の出会いや別れは、子どもにとって心を成長させる大切な体験です。絵本を通じてさまざまな出会いに触れることで、新しい環境への期待や安心感を持てるでしょう。おやこで一緒に絵本を楽しむことは、リラックス効果もあります。「出会いと別れ」を乗り越える、子どもの成長を応援していきましょう。

監修/ライター:オオイシ(幼稚園教諭二種・保育士)

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執筆者

幼稚園教諭二種・保育士・ベビーマッサージインストラクター・チャイルドカウンセラー・家族療法カウンセラー オオイシ

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