「保育園で子どもは一日中遊んでいるだけ?」そう思っている方もいるかもしれません。 でも、遊びを通して子どもは驚くほど多くのことを学んでいるのです。
むしろ、遊びこそが子どもたちにたくさんの学びや気づきをくれるのです。 ここでは、保育の中で育っている姿を、遊びの中に含まれている5つの視点からご紹介します。
保育園や幼稚園はほとんどの子どもにとって社会で生活するはじめての場です。 砂場で一緒に山を作ったり、ごっこ遊びで役割を決めたりするシーンがあります。
子どもは遊びを通して、自然と人との関わり方を学んでいきます。 ときにはケンカもしながら、これからの人との付き合い方を身をもって学んでいきます。
遊びは、コミュニケーション力や社会性を育む、かけがえのない機会なのです。
「ワンワンも一緒に散歩に行くの!」おもちゃの犬を連れて、ごっこ遊びをする子ども。 じつは、このような遊びが言葉の獲得に大きな役割を果たしているのです。
物の名前、動作、気持ちを表す言葉。 遊びの中で、子どもは自然と語彙を増やしていきます。
ボール遊び、鬼ごっこ、縄跳び。 遊びには、体を動かす楽しさがいっぱいあります。
走る、跳ぶ、投げるなどの基本的な動作は、遊びの中で自然と身についていくのです。 遊びを通した運動経験が、子どもの体幹を鍛え、運動能力を高めていきます。
体を動かすことでストレス耐性もついていくのです。

絵本を読んだり実物を見たりして「なんでこんな形なの?」「このアリはどこに行くのかな?」遊びの中で子どもは、次々と新しい発見をします。 疑問を持ち、試し、考える。
そんな経験の繰り返しや積み重ねが、子どもの好奇心を育んでいるのです。 遊びは探求心を養う、最高の学習の場と言えるでしょう。
段ボールで秘密基地を作ったり、木の枝を魔法の杖や剣、おままごとのトングなどに見立てたりしているシーンに出会ったことはありますか? 子どもの想像力は、遊びの中で存分に発揮されます。
既成概念にとらわれない柔軟な発想は、子どもならではの強みです。 遊びを通して創造力を刺激することが、これからの時代を生き抜く力につながっていくのです。
子どもにとって遊びは、ただの暇つぶしではありません。 人間関係、言葉、運動、好奇心、創造力。
遊びを通して、子どもは実に多くのことを学んでいるのです。 大人の目には「ただ遊んでいるだけ」に見えるかもしれませんが、そこには学びがいっぱい。
保育の中でどんな育ちがあるかを知ることは、子どもの成長をより深く理解することにつながります。 子どもが遊びに没頭している姿を見たら、そこに隠された学びの種を想像してみてください。
子どもの可能性の広がりに、きっと驚かされるはずです。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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