もずくは注意点を守れば、離乳食後期(生後9~11ヶ月ごろ)から与えることができます。 そのため、おやこで楽しめる食材としても魅力的です。
健康的な食生活に欠かせない海藻のひとつであるもずくには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか? 以下で詳しく解説します。
もずくはナガマツモ目モズク科に属する褐藻の一種で、そのほとんどが沖縄県で生産されています。 スーパーでは1年を通して手に入れることができますが、もずくは春から初夏にかけてが旬の食材です。
糸状の形状をしており、ぬめりのある食感が特徴で、低カロリーであることも嬉しいポイントです。 酢の物やスープ、天ぷらなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。
もずくには、子どもの健康維持に役立つさまざまな栄養素が含まれています。
ここでは、4つの栄養素について詳しく紹介します。
もずくには「フコイダン」といわれる食物繊維が含まれています。
フコイダンはもずく独特のぬめり成分であり、水溶性食物繊維のひとつです。 腸内環境を整え、免疫力を高める効果も期待できるため、子どもの健やかな成長のサポートをしてくれます。
もずくにはミネラルのひとつであるカルシウムが含まれています。
カルシウムは丈夫な骨や歯を作る栄養素なので、成長期には欠かせません。 さらに、日本人に不足しがちだといわれているため、積極的に摂りたい栄養素です。
マグネシウムもミネラルのひとつであり、カルシウムとともに骨や歯の形成に関与する栄養素です。 不足すると、集中力や記憶力の低下を引き起こす場合があります。
もずくにはβ-カロテンも含まれています。
β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、体内で必要に応じてビタミンAに変化することで免疫力を高めます。 また、油と組み合わせて摂取するとβ-カロテンの吸収率は高まります。
そのため、もずくを調理するときは油を使った天ぷらなどにするのがおすすめです。
もずくに含まれるさまざまな栄養素は、子どもの健やかな成長をサポートします。
また、大人にとっても生活習慣病の予防や美容効果が期待できるため、日々の食事に取り入れることで家族全員の健康維持に役立ちます。 旬の時期にはより美味しく食べられるので、ぜひおやこでもずくを味わってみてはいかがでしょうか。
ライター/ 監修者:haya(管理栄養士)
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