梅雨とは、一般的に5月末から7月中旬にかけて、くもりや雨の日が続く時期のことを指します。
この期間は湿度が高く、じめじめとした気候が特徴で、地域によって梅雨入りや梅雨明けの時期が異なります。 梅雨の時期は体調不良になりやすいですが、しっかりと栄養素を摂ることで症状を緩和することが可能です。
梅雨の不調に効くおやこで摂りたい栄養素や、その栄養素が含まれる食べものについて以下で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
梅雨の時期は湿度が高く、気温の変化が激しいため、体調を崩しやすくなります。 湿気による不快感や自律神経の乱れで、頭痛や倦怠感を感じることもあり、不調を感じやすい時期だといえます。
また、気圧の変化により血流が滞りやすくなり、関節の痛みやむくみを感じる人も増えます。 さらに、梅雨の時期は日照時間が短くなるため、幸せホルモンともいわれる「セロトニン」の分泌が減少し、気分が落ち込みやすくなるといわれています。
ここでは、梅雨の不調に効くおやこで摂りたい栄養素について3つ紹介します。
その栄養素が含まれる食べものも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
梅雨の時期はくもりや雨の日が続き、日光を浴びる機会が減少します。
そのため、日光を浴びることで生成されるビタミンDが不足しやすく、気分が落ち込みやすくなります。 ビタミンDを多く含む食べものには鮭やイワシ、きのこ類などがあるため、梅雨の時期は積極的に取り入れましょう。
梅雨の時期は体内に水分が溜まりやすく、むくみの症状が現れることがあります。 カリウムは体内の余分なナトリウムと水分の排出を促し、むくみの改善に役立つ栄養素です。
カリウムを多く含む食べものは、きゅうりやブロッコリー、バナナなどです。
トリプトファンは体内で生成できない必須アミノ酸のひとつであり、心の安定に重要な役割を果たす「セロトニン」の材料となる栄養素です。
日光を浴びることでセロトニンの分泌が促されますが、梅雨の時期は日照時間が減るため、セロトニンの生成が不足しがちです。 そのため、トリプトファンを多く含む食べものを積極的に摂取することが大切です。
トリプトファンが豊富な食べものには、乳製品や大豆製品、卵などがあります。
梅雨は体調を崩しやすい季節ですが、ビタミンDやカリウム、トリプトファンが含まれる食べものを取り入れることで、症状の緩和が期待できます。
今回紹介した栄養素が含まれる食べものをおやこで楽しみながら、梅雨の時期も元気に過ごしましょう。
ライター/監修:haya(管理栄養士)
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